ITパスポートを受験するのであれば、過去問演習は必須です。
後ほど詳しく解説しますが、ITパスポートでは過去問題の類似問題が頻出だからです。
本記事ではITパスポートを日本一熟知している私ケンジが、ITパスポートの過去問題を本番と同じ100問ご紹介します。
また、ITパスポートの過去問題を解説付きで掲載しているサイトのご紹介や過去問題は何年分解くべきなのかなどについても解説していきます。
ITパスポートを受験予定の人はぜひ参考にしてください。
ちなみにですが、ITパスポートにはたった10時間の勉強で合格できる方法があります。
これさえあれば限りなく少ない努力で合格に大きく近づきます。
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ITパスポート過去問題100問!
まず前提として、ITパスポートの試験時間は120分で、問題数は全部で100問です。
※詳しくは「ITパスポートの試験時間・問題数は120分で100問!長い?途中退出可能?」をご覧ください。
そして、ITパスポートでは3つの分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)から問題が出題されます。
※それぞれの分野の詳細は「ITパスポートの分野は3つある!分野別評価点・割合は?難しいのはどれ?」をご覧ください。
分野別の出題割合はストラテジ系が35%(35問)、マネジメント系が20%(20問)、テクノロジ系が45%(45問)となっています。
本記事では上記の出題割合に則ってITパスポートの過去問題100問を以下に用意しました。
ITパスポートを受験予定の人はぜひ時間を測って解いてみてください。
ITパスポート過去問題1〜35(ストラテジ系)
過去問題1〜35はストラテジ系、36〜55はマネジメント系、56〜100はテクノロジ系となります。
※ストラテジ系の詳細は「ITパスポートのストラテジ系とは?苦手な人向け勉強法や問題例・過去問・用語は?」をご覧ください。
【過去問題1(令和4年度 ITパスポート試験 問5)】
NDAに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア:企業などにおいて、情報システムへの脅威の監視や分析を行う専門組織
- イ:契約当事者がもつ営業秘密などを特定し、相手の秘密情報を管理する意思を合意する契約
- ウ:提供するサービス内容に関して、サービスの提供者と利用者が合意した、客観的な品質基準の取決め
- エ:プロジェクトにおいて実施する作業を細分化し、階層構造で整理したもの
【答え】
イ
【過去問題2(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問3)】
インターネット上の検索エンジンの検索結果において、自社のホームページの表示順位を、より上位にしようとするための技法や手法の総称はどれか。
- ア:DNS
- イ:RSS
- ウ:SEO
- エ:SNS
【答え】
ウ
【過去問題3(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問15)】
技術開発戦略の策定に当たって、分析を行うために用いる技術ポートフォリオの説明として、適切なものはどれか。
- ア:技術水準や技術の成熟度を軸にしたマトリックスに、市場における自社の技術の位置づけを示したもの
- イ:自社製品の開発開始から損益分岐点に達するまでの期間、投資の累計、利益の累計、などを示したもの
- ウ:自社で開発すべき技術の開発日程や到達目標、開発技術と新製品やビジネスプランとの関連などを示したもの
- エ:自社の保有する技術を要素技術に分解し、木構造の形式で体系的に示したもの
【答え】
ア
【過去問題4(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問6)】
社内でPDCAサイクルを継続的に適用するという方法によって、製造部門における歩留りの向上を実現した。この事例が示すような業務改善の考え方を示す用語はどれか。
- ア:ASP
- イ:BPM
- ウ:BPO
- エ:SFA
【答え】
イ
【過去問題5(令和6年度 ITパスポート試験 問9)】
企業の戦略立案やマーケティングなどで使用されるフェルミ推定に関する技術として、最も適切なものはどれか。
- ア:性格に算出することが極めて難しい数量に対して、把握している情報と論理的な思考プロセスによって概数を求める手法である。
- イ:特定の集団と活動を共にしたり、人々の動きを観察したりすることによって、慣習や嗜好、地域や組織を取り巻く文化を類推する手法である。
- ウ:入力データと出力データから、その因果関係を統計的に推定する手法である。
- エ:有識者のグループに繰り返し同一のアンケート調査とその結果のフィードバックを行うことによって、ある分野の将来予測に関する創意を得る手法である。
【答え】
ア
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
【過去問題6(令和5年度 ITパスポート試験 問11)】
IoTやAIといったITを活用し、戦略的にビジネスモデルの刷新や新たな付加価値を生み出していくことなどを示す言葉として、最も適切なものはどれか。
- ア:デジタルサイネージ
- イ:デジタルディバイド
- ウ:ディジタルトランスフォーメーション
- エ:デジタルネイティブ
【答え】
ウ
【過去問題7(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問4)】
SNSを企業内に導入する目的として、最も適切なものはどれか。
- ア:会議時間の設定などの社員のスケジュール管理に要する手間を削減する。
- イ:拠点ごとに関係者を1か所に集めて、会議の相手や資料などを画面に表示しながら会議を行うことで、出張による費用や時間を削減する。
- ウ:ネットワーク上のコミュニティの場を通じて、業務上有益な人脈を形成する。
- エ:りん議書の承認といった複数の社員の手続きが必要な作業において、書類の人手による搬送の手間を削減する。
【答え】
ウ
【過去問題8(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問14)】
企業の情報システム戦略に基づいてシステム化計画を策定するときに決定するものはどれか。
- ア:開発スケジュール
- イ:経営目標
- ウ:入出力画面レイアウト
- エ:ハードウェアの構成
【答え】
ア
【過去問題9(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問6)】
行政機関の保有する資料について、開示を請求する権利とその手続きなどについて定めた法律はどれか。
- ア:公益通報者保護法
- イ:個人情報保護法
- ウ:情報公開法
- エ:不正アクセス禁止法
【答え】
ウ
【過去問題10(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問27)】
企業がコンプライアンスを推進する上で、配慮が必要なものだけを全て挙げたものはどれか。
a:加盟する業界団体の定めたガイドライン
b:社会通念や慣習
c:社内規則
d:法律
- ア:a,b,c,d
- イ:a,c,d
- ウ:b,c,d
- エ:c,d
【答え】
ア
【過去問題11(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問10)】
プライバシーマーク制度で評価されるマネジメントシステムが、管理の対象とするものはどれか。
- ア:営業秘密
- イ:個人情報
- ウ:肖像権
- エ:情報システム
【答え】
イ
【過去問題12(令和3年度 ITパスポート試験 問22)】
業務パッケージを活用したシステム化を検討している。情報システムのライフサイクルを、システム化計画プロセス、要件定義プロセス、開発プロセス、保守プロセスに分けたとき、システム化計画プロセスで実施する作業として、最も適切なものはどれか。
- ア:機能、性能、価格などの観点から業務パッケージを評価する。
- イ:業務パッケージの標準機能だけでは実現できないので、追加開発が必要なシステム機能の範囲を決定する。
- ウ:システム運用において発生した障害に関する分析、対応を行う。
- エ:システム機能を実現するために必要なパラメタを業務パッケージに設定する。
【答え】
ア
【過去問題13(令和2年度 ITパスポート試験 問15)】
SCMの説明として、適切なものはどれか。
- ア:営業、マーケティング、アフターサービスなど、部門間で情報や業務の流れを統合し、顧客満足度と自社利益を最大化する。
- イ:調達、生産、流通を経て消費者に至るまでの一連の業務を、取引先を含めて全体最適の視点から見直し、納期短縮や在庫削減を図る。
- ウ:顧客ニーズに敵合した製品及びサービスを提供することを目的として、業務全体を最適な形に革新・再設計する。
- エ:調達、生産、販売、財務・会計、人事などの基幹業務を一元的に管理し、経営資源の最適化と経営の効率化を図る。
【答え】
イ
【過去問題14(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問4)】
フレックスタイム制の運用に関する説明a~cのうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a:コアタイムの時間帯は、勤務する必要がある。
b:実際の労働時間によらず、残業時間は事前に定めた時間となる。
c:上司による労働時間の管理が必要である。
- ア:a,b
- イ:a,b,c
- ウ:a,c
- エ:b
【答え】
ウ
【過去問題15(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問15)】
対象業務の処理過程と情報の流れを表すために用いられる図表はどれか。
- ア:DFD
- イ:ER-図
- ウ:UMLクラス図
- エ:特性要因図
【答え】
ア
【過去問題16(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問10)】
受注生産方式と見込み生産方式を比較した場合の受注生産方式の特徴として、適切なものはどれか。
- ア:受注時点で生産の出荷はできないが、製品が過剰在庫となるリスクはない。
- イ:受注予測の精度を上げて、製品の在庫量を適正に維持することが求められる。
- ウ:製品の在庫不足によって、受注機会を損失するリスクを伴う。
- エ:製品の受注予測に基づいて立案した生産計画に従って、製品を生産する。
【答え】
ア
【過去問題17(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問32)】
ソフトウェアの開発において基本設計からシステムテストまでを一括で委託するとき、請負契約の締結に関する留意事項のうち、適切なものはどれか。
- ア:請負業務着手後は、仕様変更による工数の増加が起こりやすいので、詳細設計が完了するまでの契約の締結を待たなければならない。
- イ:開発したプログラムの著作権は、特設の定めがない限り委託者側に帰属するので、受託者の著作権を認める場合、その旨を契約で決めておかなければならない。
- ウ:受託者は原則として再委託することができるので、委託者が再委託を制限するためには、契約で再委託の条件を決めておかなければならない。
- エ:ソフトウェア開発委託費は開発規模によって変動するので、契約書では定めず、開発完了時に委託者と受託者双方で協議して取り決めなければならない。
【答え】
ウ
【過去問題18(令和4年度 ITパスポート試験 問2)】
年齢、性別、家族構成などによって顧客を分類し、それぞれのグループの購買行動を分析することによって、集中すべき顧客層を絞り込むマーケティング戦略として、最も適切なものはどれか。
- ア:サービスマーケティング
- イ:セグメントマーケティング
- ウ:ソーシャルマーケティング
- エ:マスマーケティング
【答え】
イ
【過去問題19(令和5年度 ITパスポート試験 問10)】
フォーラム標準に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア:工業製品が、定められた品質、寸法、機能及び形状の範囲内であることを保証したもの
- イ:公的な標準化機関において、透明かつ公正な手続きの下、関係者が合意の上で制定したもの
- ウ:特定の企業が開発した仕様が広く利用された結果、事実上の業界標準になったもの
- エ:特定の分野に関心のある複数の企業などが集まって結成した組織が、規格として作ったもの
【答え】
エ
【過去問題20(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問24)】
マイナンバーを使用する行政手続きとして、適切でないものはどれか。
- ア:災害対策の分野における被災者台帳の作成
- イ:社会保障の分野における雇用保険などの資格取得や給付
- ウ:税の分野における税務当局の内部事務
- エ:入国管理の分野における邦人の出入国管理
【答え】
エ
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
【過去問題21(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問21)】
一定の条件に該当する会社に対して、取締役の職務に関するコンプライアンスを確保するための体制整備を義務付けている法令はどれか。
- ア:会社法
- イ:金融商品取引法
- ウ:公益通報者保護法
- エ:民法
【答え】
ア
【過去問題22(令和6年度 ITパスポート試験 問13)】
金融機関では、同一の顧客で複数の口座をもつ個人や法人について、氏名又は法人名、生年月日又は設立年月日、電話番号、住所又は所在地などを手掛かりに集約し、顧客ごとの預金の総額を正確に把握する作業が行われる。このように顧客がもつ複数の口座を、顧客ごとに取りまとめて一元管理する手続きを表す用語として、最も適切なものはどれか。
- ア:アカウントアグリゲーション
- イ:キーマッピング
- ウ:垂直統合
- エ:名寄せ
【答え】
エ
【過去問題23(令和2年度 ITパスポート試験 問28)】
新しい概念やアイディアの実証を目的とした、開発の前段階における検証を表す用語はどれか。
- ア:CRM
- イ:KPI
- ウ:PoC
- エ:SLA
【答え】
ウ
【過去問題24(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問14)】
日本工業規格(JIS)に関する説明のうち、適切なものはどれか。
- ア:ISOなど、国際的な規格との整合性に配慮した規格である。
- イ:規格に適合しない製品の製造・販売は禁止されている。
- ウ:鉱工業の分野ごとに、民間団体が定めた標準を集めた規格である。
- エ:食品や医薬品の安全性に関する基準を規定している。
【答え】
ア
【過去問題25(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問9)】
ある製品を生産、販売するのに、固定費が100万円、製品1個当たりの変動費が7万円である。この製品を単価10万円で販売するとき、利益を170万円以上確保するためには、少なくとも何個販売する必要があるか。
- ア:90
- イ:270
- ウ:630
- エ:900
【答え】
ア
【過去問題26(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問26)】
監査役の役割の説明として、適切なものはどれか。
- ア:公認会計士の資格を有して、会計の計算書類を監査すること
- イ:財務部門の最高責任者として職務を執行すること
- ウ:特定の事業に関する責任と権限を有して、職務を執行すること
- エ:取締役の職務執行を監査すること
【答え】
エ
【過去問題27(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問7)】
性別、年齢、国籍、経験などが個人ごとに異なるような多様性を示す言葉として、適切なものはどれか。
- ア:グラスシーリング
- イ:ダイバーシティ
- ウ:ホワイトカラーエグゼンプション
- エ:ワークライフバランス
【答え】
イ
【過去問題28(令和3年度 ITパスポート試験 問23)】
プロダクトポートフォリオマネジメントは、企業の経営資源を最適配分するために使用する手法であり、製品やサービスの市場成長率と市場におけるシェアから、その戦略的な位置付けを四つの領域に分類する。市場シェアは低いが急成長市場にあり、将来の成長のために多くの資金投入が必要となる領域はどれか。
- ア:金のなる木
- イ:花形
- ウ:負け犬
- エ:問題児
【答え】
エ
【過去問題29(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問17)】
イノベーションのジレンマに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア:最初に商品を消費したときに感じた価値や満足度が、消費する量が増えるに従い、徐々に低下していく現象
- イ:自社の既存商品がシェアを占めている市場に、自社の新商品を導入することで、既存商品のシェアを奪ってしまう現象
- ウ:全売上の大部分を、少数の顧客が占めている状態
- エ:優良な大企業が、革新的な技術の追求よりも、既存技術の向上でシェアを確保することに注力してしまい、結果的に市場でのシェアの確保に失敗する現象
【答え】
エ
【過去問題30(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問20)】
実用新案権の保護対象として、適切なものはどれか。
- ア:圧縮比率を大きくしても高い復元性を得られる工夫をした画像処理プログラム
- イ:インターネットを利用し、顧客の多様な要望に対応できるビジネスモデル
- ウ:岩石に含まれているレアメタルを無駄なく抽出して、資源を有効活用する方法
- エ:電気スタンドと時計を組み合わせて夜間でも容易に時刻を確かめられる機器
【答え】
エ
【過去問題31(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問12)】
国民生活の安心を損なうような、企業の法令違反行為の事実を、労働者が公益通報者保護法で定められた通報先に通報した場合、その労働者は解雇などの不利益を受けないよう同法によって保護される。a~dのうち、公益通報者保護法が保護の対象としている”労働者”に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。
a:アルバイト
b:正社員
c:パートタイマ
d:派遣労働者
- ア:a,b.c.d
- イ:a,b,d
- ウ:b,c,d
- エ:b,d
【答え】
ア
【過去問題32(令和2年度 ITパスポート試験 問31)】
利用者と提供者をマッチングさせることによって、個人や企業が所有する自動車、住居、衣服などの使われていない資産を他社に貸与したり、提供者の空き時間に買い物代行、語学レッスンなどの役務を提供したりするサービスや仕組みはどれか。
- ア:クラウドコンピューティング
- イ:シェアリングエコノミー
- ウ:テレワーク
- エ:ワークシェアリング
【答え】
イ
【過去問題33(令和4年度 ITパスポート試験 問27)】
個人情報保護法で定められた、特に取扱いに配慮が必要となる”要配慮個人情報”に該当するものはどれか。
- ア:学歴
- イ:国籍
- ウ:資産額
- エ:信条
【答え】
エ
【過去問題34(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問25)】
OJTに該当する事例として、適切なものはどれか。
- ア:新任管理職のマネジメント能力向上のために、勉強会を行った。
- イ:転入者の庶務手続きの理解を深めるために、具体的事例を用いて説明した。
- ウ:販売情報システムに関する営業担当者の理解を深めるために、説明会を実施した。
- エ:部下の企画立案能力向上のために、チームの販売計画の立案を命じた。
【答え】
エ
【過去問題35(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問26)】
情報システム戦略の立案に当たり、必ず考慮すべき事項はどれか。
- ア:開発期間の短縮方法を検討する。
- イ:経営戦略との整合性を図る。
- ウ:コストの削減方法を検討する。
- エ:最新技術の導入を計画する。
【答え】
イ
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
ITパスポート過去問題36〜55(マネジメント系)
以下、過去問題36〜55はマネジメント系となります。
【過去問題36(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問37)】
ITサービスマネジメントにおけるITサービス継続性管理とは、災害など発生時にビジネスへの悪影響を最小限にするための活動である。ITサービス継続性管理においてPDCAサイクルのA(Act)に該当するものはどれか。
- ア:ITサービスを継続するための復旧方法などを定めた復旧計画書を策定する。
- イ:災害時の発生を想定して、要員に対する定期的な教育や訓練を実施する。
- ウ:復旧計画の内容についてレビューやテストを実施して検証する。
- エ:レビューやテストの実施結果に基づいて、必要であれば復旧計画書を見直す。
【答え】
ウ
【過去問題37(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問42)】
システム開発において使用するアローダイアグラムの説明として、適切なものはどれか。
- ア:業務のデータの流れを表した図である。
- イ:作業の関連をネットワークで表した図である。
- ウ:作業を縦軸にとって、作業の所要期間を横棒で表した図である。
- エ:ソフトウェアのデータ間の関係を表した図である。
【答え】
イ
【過去問題38(令和6年度 ITパスポート試験 問45)】
本番稼働後の業務遂行のために、業務別にサービス利用方法の手順を示した文書として、最も適切なものはどれか。
- ア:FAQ
- イ:サービスレベルの合意書
- ウ:システム要件定義書
- エ:利用者マニュアル
【答え】
エ
【過去問題39(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問36)】
サービスの提供者と利用者間で結ばれた、サービス内容に関する合意書はどれか。
- ア:SCM
- イ:SLA
- ウ:SLM
- エ:SFA
【答え】
イ
【過去問題40(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問38)】
プロジェクトマネジメントの知識エリアには、プロジェクトコストマネジメント、プロジェクト人的資源マネジメント、プロジェクトタイムマネジメント、プロジェクト品質マネジメントなどがある。システム開発のプロジェクト品質マネジメントにおいて、成果物の品質を定量的に分析するための活動として、適切なものはどれか。
- ア:完成した成果物の数量を基に進捗率を算出して予定の進捗率と比較する。
- イ:設計書を作成するメンバに必要なスキルを明確にする。
- ウ:テストで提出する不良件数の実績値と目標値を比較する。
- エ:プログラムの規模や生産性などを考慮して開発費用を見積もる。
【答え】
ウ
【過去問題41(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問39)】
システム監査人の役割に関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:業務の流れや内容に着目して、業務フロー、業務記述書、リスクコントロールマトリクスを作成し、リスクを評価し適切な統制を導入する。
- イ:情報システムの企画、開発、運用、保守などの各局面に沿って、適切なモニタリングや自己点検の仕組みを導入し、情報システムが安定的に運用されるような措置を講じる。
- ウ:情報システムのリスクが適切かつ効果的にコントロールされているかについて、被監査部門から独立した立場で検証し、依頼者に報告する。
- エ:情報システムのリスクが適切にコントロールされるように、方針や目標を定め体裁を整える。
【答え】
ウ
【過去問題42(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問41)】
会計システムに次のようなアクセスの記録を蓄積する機能があるとき、この蓄積された情報を利用して実施するシステム監査の目的として、適切なものはどれか。
入力されたユーザIDとパスワードの組み合わせを、あらかじめ登録された内容と照合し、一致する場合は会計業務メニュー画面へ遷移し、一致しない場合はログインエラー画面へ遷移する。このとき、ユーザ、ID、照合日時及び照合結果をアクセス記録として蓄積する。
- ア:システムの障害情報を記録していることを確認する。
- イ:システムの利用者に対する利便性を確認する。
- ウ:システム利用権限の運用の適切性を確認する。
- エ:品質マネジメントシステムの要求事項への適合性を確認する。
【答え】
ウ
【過去問題43(令和4年度 ITパスポート試験 問45)】
ブラックボックステストに関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:プログラムの全ての分岐についてテストする。
- イ:プログラムの全ての命令についてテストする。
- ウ:プログラムの内部構造に基づいてテストする。
- エ:プログラムの入力と出力に着目してテストする。
【答え】
エ
【過去問題44(令和3年度 ITパスポート試験 問41)】
クラスや継承という概念を利用して、ソフトウェアを部品化したり再利用することで、ソフトウェア開発の生産性向上を図る手法として、適切なものはどれか。
- ア:オブジェクト指向
- イ:構造化
- ウ:プロセス中心アプローチ
- エ:プロトタイピング
【答え】
ア
【過去問題45(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問54)】
ソフトウェア保守に関する説明として、適切なものはどれか。
- ア:稼働後にプログラム仕様書を分かりやすくするための改善は、ソフトウェア保守である。
- イ:稼働後に見つかった画面や帳票の軽微な不良対策は、ソフトウェア保守ではない。
- ウ:システムテストで検出されたバグの修正は、ソフトウェア保守である。
- エ:システムを全く新規のものに更改することは、ソフトウェア保守である。
【答え】
ア
【過去問題46(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問41)】
製品やサービスの納入者を選定するために用意するものとして、適切なものはどれか。
- ア:コミュニケーションマネジメント計画書
- イ:テストケース
- ウ:評価基準
- エ:プロジェクト憲章
【答え】
ウ
【過去問題47(令和5年度 ITパスポート試験 問36)】
サービスデスクの業務改善に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア:サービスデスクが受け付けた問合せの内容や回答、費やした時間などを記録して分析を行う。
- イ:障害の問合せに対して一時的な回避策は提示せず、根本原因及び解決策の検討に注力する体制を組む。
- ウ:利用者が問合せを速やかに実施できるように、問合せ窓口は問合せの種別ごとにできるだけ細かく分ける。
- エ:利用者に対して公平性を保つように、問合せ内容の重要度に関わらず受付順に回答を実施するように徹底する。
【答え】
ア
【過去問題48(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問49)】
ITサービスマネジメントのプロセスにおいて、資産管理が適切に実行されているかどうかの判断に有効な計測項目はどれか。
- ア:解決された問題の件数
- イ:緊急リリースの件数
- ウ:仕様変更の実装が失敗した件数
- エ:未使用のソフトウェアライセンス数
【答え】
エ
【過去問題49(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問47)】
リバースエンジニアリングの説明として、適切なものはどれか。
- ア:確認すべき複数の要因をうまく組み合わせることによって、なるべく少ない実験回数で効果的に実験を実施する手法
- イ:既存の製品を分解し、解析することによって、その製品の構造を解明して技術を獲得する手法
- ウ:事業内容は変えないが、仕事の流れや方法を根本的に見直すことによって、最も望ましい業務の姿に変革する手法
- エ:製品の開発から生産に至る作業工程において、同時にできる作業を並行して進めることによって、期間を短縮する手法
【答え】
イ
【過去問題50(令和6年度 ITパスポート試験 問50)】
ソフトウェア製品の品質特性を、移植性、機能適合性、互換性、使用性、信頼性、性能効率性、セキュリティ、保守性に分類したとき、RPAソフトウェアの使用性に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア:RPAが稼働するPCのOSが変わっても動作する。
- イ:RPAで指定した時間及び条件に基づき、適切に自動処理が実行される。
- ウ:RPAで操作対象となるアプリケーションソフトウェアがバージョンアップされても、簡単な設定変更で対応できる。
- エ:RPAを利用したことがない人でも、簡単な教育だけで利用可能になる。
【答え】
エ
【過去問題51(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問44)】
要件定義の外部設計、内部設計、プログラミング、結合テスト、システムテストを行う開発プロジェクトにおいて、生産性を規模÷工数で表すものとする。プログラミングの生産性を1とした場合の内部設計と結合テストの生産性は2、外部設計とシステムテストの生産性は4である。外部設計に1人月を要するとき、プロジェクト全体の工数は何人月必要か。
- ア:5
- イ:7
- ウ:10
- エ:13
【答え】
ウ
【過去問題52(令和4年度 ITパスポート試験 問52)】
A社がB社にシステム開発を発注し、システム開発プロジェクトを開始した。プロジェクトの関係者1〜4のうち、プロジェクトのステークホルダとなるものだけを全て挙げたものはどれか。
1:A社の経営者
2:A社の利用部門
3:B社のプロジェクトマネージャ
4:B社を技術支援する協力会社
- ア:1、2、4
- イ:1、2、3、4
- ウ:2、3、4
- エ:2、4
【答え】
イ
【過去問題53(令和2年度 ITパスポート試験 問46)】
開発担当者と運用担当者がお互いに協調し合い、バージョン管理や本番移行に関する自動化ツールなどを積極的に取り入れることによって、仕様変更要求などに対して迅速かつ柔軟に対応できるようにする取組を表す用語として、最も適切なものはどれか。
- ア:DevOps
- イ:WBS
- ウ:プロトタイピング
- エ:ペアプログラミング
【答え】
ア
【過去問題54(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問40)】
ITガバナンスに関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:ITベンダが構築すべきものであり、それ以外の組織では必要ない。
- イ:ITを管理している部門が、会社のITに関する原則やルールを独自に定めて周知する。
- ウ:経営者がITに関する原則や方針を定めて、各部署で方針に沿った活動を実施する。
- エ:経営者の責任であり、ITガバナンスに関する活動は全て経営者が行う。
【答え】
ウ
【過去問題55(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問41)】
SLAの合意内容を達成するために、サービス状況のモニタリングやレビューなどを通じてサービスレベルの維持や向上を図る活動を何というか。
- ア:CSR
- イ:ERP
- ウ:SLM
- エ:SWOT
【答え】
ウ
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
ITパスポート過去問題56〜100(テクノロジ系)
以下、過去問題56〜100はテクノロジ系となります。
※テクノロジ系の詳細は「ITパスポートのテクノロジ系とは?攻略法・苦手な人向け勉強方法は?難しい?問題例や用語もご紹介」をご覧ください。
【過去問題56(令和4年度 ITパスポート試験 問56)】
ランサムウェアによる損害を受けてしまった場合を想定して、その損害を軽減するための対策例として、適切なものはどれか。
- ア:PC内の重要なファイルは、PCから取外し可能な外部記憶装置に定期的にバックアップしておく。
- イ:Webサービスごとに、使用するIDやパスワードを異なるものにしておく。
- ウ:マルウェア対策ソフトを用いてPC内の全ファイルの検査をしておく。
- エ:無線LANを使用するときには、WPA2を用いて通信内容を暗号化しておく。
【答え】
ア
【過去問題57(平成28年度 秋秋期分 ITパスポート試験 問64)】
オフィスや家庭内のネットワークからインターネットなどの他のネットワークへアクセスするときに、他のネットワークへの出入り口の役割を果たすものはどれか。
- ア:スプリッタ
- イ:デフォルトゲートウェイ
- ウ:ハブ
- エ:リピータ
【答え】
イ
【過去問題58(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問58)】
テザリングの説明として、適切なものはどれか。
- ア:自己複製し、ネットワークを経由して感染を拡大するウイルスの一種
- イ:スマートフォンなどの通信端末をモバイルデータのように利用して、PCなどをインターネットに接続する機能
- ウ:電子データに対し、ハッシュ関数と公開鍵暗号を用いることで、改ざんを検知する方法
- エ:ホームページの入力フィールドにSQLコマンドを意図的に入力することで、データベース内部の情報を不正に操作する攻撃
【答え】
イ
【過去問題59(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問61)】
組織で策定する情報セキュリティポリシに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア:情報セキュリティ基本方針だけでなく、情報セキュリティに関する規則や手順の策定も経営者が行うべきである。
- イ:情報セキュリティ基本方針だけでなく、情報セキュリティに関する規則や手順も社外に公開することが求められている。
- ウ:情報セキュリティに関する規則や手順は組織の状況にあったものにすべきであるが、最上位の情報セキュリティ基本方針は業界標準の雛形をそのまま採用することが求められている。
- エ:組織内の複数の部門で異なる情報セキュリティ対策を実施する場合でも、情報セキュリティ基本方針は組織全体で統一させるべきである。
【答え】
エ
【過去問題60(令和2年度 ITパスポート試験 問59)】
仮想記憶を利用したコンピュータで、主記憶と補助記憶の間で内容の入れ替えが頻繁に行われていることが原因で処理性能が低下していることが分かった。この処理性能が低下している原因を除去する対策として、最も適切なものはどれか。ここで、このコンピュータの補助記憶装置は1台だけである。
- ア:演算能力の高いCPUと交換する。
- イ:仮想記憶の容量を増やす。
- ウ:主記憶装置の容量を増やす。
- エ:補助記憶装置を大きな容量の装置に交換する。
【答え】
ウ
【過去問題61(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問63)】
パスワード管理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:業務システムで使用しているパスワードを、私的なインターネットサービスの利用では使用しない。
- イ:初期パスワードは、システムログイン操作に慣れるまで変更しない。
- ウ:数個のパスワードを用意しておき、それを使いまわす。
- エ:パスワードは、平文のファイルに格納してPCへ保存しておく。
【答え】
ア
【過去問題62(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問64)】
二つの拠点を専用回線で接続したWANでパケットを送受信する場合、可用性を高める例として、適切なものはどれか。
- ア:異なる通信事業者が提供する別回線を加え、2回線でパケットを送受信する。
- イ:受信側でパケットの誤りを検知し訂正する。
- ウ:送信側でウイルス検査を行い、ウイルスが含まれないパケットを送る。
- エ:送信側でパケットを暗号化して送る。
【答え】
ア
【過去問題63(令和5年度 ITパスポート試験 問57)】
IoTデバイスにおけるセキュリティ対策のうち、耐タンパ性をもたせる対策として、適切なものはどれか。
- ア:サーバからの接続認証が連続して一定回数失敗したら、接続できないようにする。
- イ:通信するデータを暗号化し、データの機密性を確保する。
- ウ:内臓ソフトウェアにオンラインアップデート機能をもたせ、最新パッチが適用されるようにする。
- エ:内臓ソフトウェアを継続化し、解読に要する時間を増大させる。
【答え】
エ
【過去問題64(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問77)】
PDCAモデルに基づいて、ISMSを運用している組織において、サーバ運用管理手順書に従って定期的に、”ウイルス検知用の定義ファイルを最新版に更新する”作業を実施している。この作業は、PDCAモデルのどのプロセスで実施されるか。
- ア:P
- イ:D
- ウ:C
- エ:A
【答え】
イ
【過去問題65(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問66)】
インターネットのWebメールに関する記述1〜3のうち、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
1:PCに、電子メールの作成や送受信、受信した電子メールの保存や管理を行う専用のソフトウェアをインストールしておく必要がある。
2:PCを買い替えた場合でも、過去の電子メールの移行が不要である。
3:ブラウザが動作し、インターネットに接続できるPCがあれば、電子メール機能を利用することができる。
- ア:1、2
- イ:1、3
- ウ:2、3
- エ:3
【答え】
ウ
【過去問題66(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問69)】
ブログにおけるトラックバックの説明として、適切なものはどれか。
- ア:一般利用者が、気になるニュースへのリンクやコメントなどを投稿するサービス
- イ:ネットワーク上にブックマークを登録することによって、利用価値の高いWebサイト情報を他の利用者と共有するサービス
- ウ:ブログに貼り付けたボタンをクリックすることで、SNSなどのソーシャルメディア上でリンクなどの情報を共有する機能
- エ:別の利用者のブログ記事へのリンクを張ると、リンクが張られた相手に対してその旨を通知する仕組み
【答え】
エ
【過去問題67(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問56)】
PCのキーボードのテンキーの説明として、適切なものはどれか。
- ア:改行コードの入力や、日本語入力変換で返還を確定させるときに押すキーのこと
- イ:数値や計算式を素早く入力するために、数字キーと演算に関連するキーをまとめた部分のこと
- ウ:通常は画面上のメニューからマウスなどで選択して実行する機能を、押すだけで実行できるようにした、特定のキーの組み合わせのこと
- エ:特定機能の実行を割り当てるために用意され、F1、F2、F3というような表示があるキーのこと
【答え】
イ
【過去問題68(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問71)】
ネットワークの交換方式に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:回線交換方式では、通信利用者間で通信経路を占有するので、接続速度や回線品質の保証を行いやすい。
- イ:回線交換方式はメタリック線を使用するので、アナログ信号だけを扱える。
- ウ:パケット交換方式は、複数の端末で伝送路を共有しないので、通信回線の利用効率が悪い。
- エ:パケット交換方式は無線だけで利用でき、回線交換方式は有線だけで利用できる。
【答え】
ア
【過去問題69(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問67)】
NAT(Network Address Tranlation)がもつ機能として、適切なものはどれか。
- ア:IPアドレスをコンピュータのMACアドレスに対応付ける。
- イ:IPアドレスをコンピュータのホスト名に変換する。
- ウ:コンピュータのホスト名をIPアドレスに変換する。
- エ:プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに対応付ける。
【答え】
エ
【過去問題70(令和3年度 ITパスポート試験 問64)】
CPU内部にある高速小容量の記憶回路であり、演算や制御に関わるデータを一時的に記憶するのに用いられるものはどれか。
- ア:GPU
- イ:SSD
- ウ:主記憶
- エ:レジスタ
【答え】
エ
【過去問題71(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問66)】
データを暗号化することによって防ぐことのできる脅威はどれか。
- ア:誤操作によるデータの削除
- イ:ソーシャルエンジニアリング
- ウ:通信内容の盗聴
- エ:データが保管されるサーバへのDos攻撃
【答え】
ウ
【過去問題72(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問63)】
トランザクション処理におけるロールバックの説明として、適切なものはどれか。
- ア:あるトランザクションが共有データを更新しようとしたと、そのデータに対する他のトランザクションからの更新を禁止すること
- イ:トランザクションが正常に処理されたときに、データベースの更新を確定させること
- ウ:何らかの理由で、トランザクションが正常に処理されなかったときに、データベースをトランザクション開始前の状態にすること
- エ:複数の表を、互いに関係付ける列をキーとして、一つの表にすること
【答え】
ウ
【過去問題73(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問61)】
IPA”組織における内部不正防止ガイドライン(第4版)”にも記載されている、内部不正防止の取組として適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a:システム管理者を決めるときには、高い規範意識をもつ者を一人だけ任命し、全ての権限をその管理者に集中させる。
b:重大な不正を犯した内部不正者に対しては組織としての処罰を検討するとともに、再発防止の措置を実施する。
c:内部不正対策は経営者の責任であり、経営者は基本となる方針を組織内外に示す”基本方針”を策定し、役職員に周知徹底する。
- ア:a,b
- イ:a,b,c
- ウ:a,c
- エ:b,c
【答え】
エ
【過去問題74(令和6年度 ITパスポート試験 問70)】
ESSIDをステルス化することによって得られる効果として、適切なものはどれか。
- ア:アクセスポイントと端末間の通信を暗号化できる。
- イ:アクセスポイントに接続してくる端末を認証できる。
- ウ:アクセスポイントへの不正接続リスクを低減できる。
- エ:アクセスポイントを介さず、端末同士で直接通信できる。
【答え】
エ
【過去問題75(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問73)】
情報セキュリティにおけるクラッキングの説明として、適切なものはどれか。
- ア:PCなどの機器に対して、外部からの衝撃や圧力、落下、振動などの耐久テストを行う。
- イ:悪意をもってコンピュータに不正侵入し、データを盗み見たり破壊などを行う。
- ウ:システム管理者として、ファイアウォールの設定など、情報機器の設定やメンテナンスを行う。
- エ:組織のセキュリティ対策が有効に働いていることを確認するために監査を行う。
【答え】
イ
【過去問題76(令和3年度 ITパスポート試験 問83)】
多くのファイルの保存や保管のために、複数のファイルを一つにまとめることを何と呼ぶか。
- ア:アーカイブ
- イ:関係データベース
- ウ:ストライピング
- エ:スワッピング
【答え】
ア
【過去問題77(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問68)】
FTTHの説明として、適切なものはどれか。
- ア:IEEEが策定した無線通信の規格に準拠し、相互接続性が保証されていることを示すブランド名
- イ:アナログの電話線を用いて高速のディジタル通信を実現する技術
- ウ:インターネットなどでファイルを転送するときに使用するプロトコル
- エ:光ファイバを使った家庭向けの通信サービスの形態
【答え】
エ
【過去問題78(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問60)】
ネットワーク機器がパケットを複製して、複数の宛先に送ることを何というか。
- ア:DNS
- イ:URL
- ウ:マルチキャスト
- エ:マルチリンク
【答え】
ウ
【過去問題79(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問80)】
3Dプリンタの特徴として、適切なものはどれか。
- ア:3D効果がある画像を、平面に印刷する。
- イ:3次元データを用いて、立体物を造形する。
- ウ:立体物の局面などに、画像を印刷する。
- エ:レーザによって、空間に立体画像を表示する。
【答え】
イ
【過去問題80(令和4年度 ITパスポート試験 問73)】
膨大な数のIoTデバイスをインターネットに接続するために大量のIPアドレスが必要となり、IPアドレスの長さが128ビットで構成されているインターネットプロトコルを使用することにした。このプロトコルはどれか。
- ア:IPv4
- イ:IPv5
- ウ:IPv6
- エ:IPv8
【答え】
ウ
【過去問題81(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問63)】
フィッシングの説明として、適切なものはどれか。
- ア:ウイルスに感染しているPCへ攻撃者がネットワークを利用して指令を送り、不正なプログラムを実行させること
- イ:金融機関などから電子メールを装い、偽サイトに誘導して暗証番号やクレジットカード番号などを不正に取得すること
- ウ:パスワードに使われそうな文字列を網羅した辞書のデータを使用してパスワードを割り出すこと
- エ:複数のコンピュータから攻撃対象のサーバへ大量のパケットを送信し、サーバ機能を停止させること。
【答え】
イ
【過去問題82(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問74)】
データベースの論理的構造を規定した論理データモデルのうち、関係データモデルの説明として適切なものはどれか。
- ア:データとデータの処理方法を、ひとまとめにしたオブジェクトとして表現する。
- イ:データ同士の関係を網の目のようにつながった状態で表現する。
- ウ:データ同士の関係を木構造で表現する。
- エ:データの集まりを表形式で表現する。
【答え】
エ
【過去問題83(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問76)】
メモリに関する説明のうち、適切なものはどれか。
- ア:DRAWは、定期的に再書込みを行う必要があり、主に主記憶に使われる。
- イ:ROMは、アクセス速度が速いので、キャッシュメモリなどに使われる。
- ウ:SRAMは、不揮発性メモリであり、USBメモリとして使われる。
- エ:フラッシュメモリは、製造時にプログラムやデータが書き込まれ、利用者が内容を変更することはできない。
【答え】
ア
【過去問題84(令和6年度 ITパスポート試験 問78)】
利用者がスマートスピーカーに向けて話し掛けた内容に対して、スマートスピーカーから音声で応答するための処理手順が(1)〜(4)のとおりであるとき、音声認識に該当する処理はどれか。
(1)利用者の音声をテキストデータに変換する。
(2)テキストデータを解析して、その意味を理解する。
(3)応答する内容を決定して、テキストデータを生成する。
(4)生成したテキストデータを読み上げる。
- ア:(1)
- イ:(2)
- ウ:(3)
- エ:(4)
【答え】
ア
【過去問題85(令和5年度 ITパスポート試験 問88)】
読出し専用のDVDはどれか。
- ア:DVD-R
- イ:DVD-RAM
- ウ:DVD-ROM
- エ:DVD-RW
【答え】
ウ
【過去問題86(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問94)】
並列処理の説明として、適切なものはどれか。
- ア:一連の処理を同時に実行できる処理単位に分け、複数のCPUで実行すること
- イ:関連する複数の処理を一つの処理単位にまとめて実行すること
- ウ:ビジネスロジックやデータベース処理はサーバ側で行い、ユーザインタフェース処理はクライアント側で行うこと
- エ:一つのCPUの処理時間を短い単位に分割し、複数のアプリケーションソフトに順番に割り当てて実行すること
【答え】
ア
【過去問題87(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問86】
AさんはBさんの公開鍵をもっている。Bさんの公開鍵を使ってAさんができることはどれか。
- ア:Aさんのディジタル署名を作成でき、Bさんの通信に付与する。
- イ:Bさんが確実に受け取ったという通知を自動返信させることができる電子メールを送信する。
- ウ:Bさんだけが復号できる暗号文を作成する。
- エ:Bさんへの通信内容が改ざんされた場合に、Aさんが検知できる。
【答え】
ウ
【過去問題88(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問83)】
社内のISMS活動の一環として、サーバのセキュリティについて監査を行うことになった。最初に実施することとして、適切なものはどれか。
- ア:監査の計画書を作成する。
- イ:サーバのセキュリティ設定を見直す。
- ウ:全てのサーバの監査用ログの所在を確認する。
- エ:脆弱性検査ツールを利用して、サーバの脆弱性を確認する。
【答え】
ア
【過去問題89(令和2年度 ITパスポート試験 問86)】
二要素認証の説明として、最も適切なものはどれか。
- ア:所有物、記憶及び生体情報の3種類のうち2種類を使用して認証する方式
- イ:人間の生体器官や筆跡などを使った認証で、認証情報の2か所以上の特徴点を使用して認証する方式
- ウ:文字、数字及び記号のうち2種類以上を組み合わせたパスワードを用いて利用者を認証する方式
- エ:利用者を一度認証することで二つ以上のシステムやサービスなどを利用できるようにする方式
【答え】
ア
【過去問題90(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問86)】
情報セキュリティのリスクマネジメントにおけるリスク対応を、リスクの移転、回避、受容及び低減の四つに分類するとき、リスクの低減の例として、適切なものはどれか。
- ア:インターネット上で、特定利用者に対して、機密に属する情報の提供サービスを行っていたが、情報漏えいのリスクを考慮して、そのサービスから撤退する。
- イ:個人情報が漏えいした場合に備えて、保険に加入する。
- ウ:サーバ室には限られた管理者しか入室できず、機器盗難のリスクは低いので、追加の対策は行わない。
- エ:ノートPCの紛失、盗難による情報漏えいに備えて、ノートPCのHDDに保存する情報を暗号化する。
【答え】
エ
【過去問題91(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問84)】
社内のPCでマルウェアが発見された。そのマルウェアが他のPCにも存在するかどうかを調査する方法として、最も適切なものはどれか。
- ア:そのマルウェアと同じアクセス権が設定されているファイルを探す。
- イ:そのマルウェアと同じ拡張子をもつファイルを探す。
- ウ:そのマルウェアと同じ所有者のファイルを探す。
- エ:そのマルウェアと同じハッシュ値のファイルを探す。
【答え】
エ
【過去問題92(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問76)】
ストリーミングを利用した動画配信の特徴に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:サーバに配信データをあらかじめ保持していることが必須であり、イベントやスポーツなどを撮影しながらその映像を配信することはできない。
- イ:受信データの部分的な欠落による画質の悪化を完全に排除することが可能である。
- ウ:動画再生の開始に準備時間を必要としないので、瞬時に動画の視聴を開始できる。
- エ:動画データが全てダウンロードされるのを待たず、一部を読み込んだ段階で、再生が始まる。
【答え】
エ
【過去問題93(令和3年度 ITパスポート試験 問94)】
特定のPCから重要情報を不正に入手するといった標的型攻撃に利用され、攻撃対象のPCに対して遠隔から操作を行って、ファイルの送受信やコマンドを実行させるものはどれか。
- ア:RAT
- イ:VPN
- ウ:デバイスドライバ
- エ:ランサムウェア
【答え】
ア
【過去問題94(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問88)】
関係データベースにおける外部キーに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:外部キーがもつ特性を、一意性制約という。
- イ:外部キーを設定したフィールドには、重複をする値を設定することはできない。
- ウ:一つの表に複数の外部キーを設定することができる。
- エ:複数のフィールドを、まとめて一つの外部キーとして設定することはできない。
【答え】
ウ
【過去問題95(令和6年度 ITパスポート試験 問91)】
職場で不要になったPCを廃棄する場合の情報漏えい対策として、最も適切なものはどれか。
- ア:OSが用意しているファイル削除の機能を使って、PC内のデータファイルを全て削除する。
- イ:PCにインストールされているアプリケーションを、全てアンインストールする。
- ウ:PCに内蔵されている全ての記憶装置を論理フォーマットする。
- エ:専用ソフトなどを使って、PCに内蔵されている全ての記憶装置の内容を消去するために、ランダムなデータを規定回数だけ上書きする。
【答え】
エ
【過去問題96(令和5年度 ITパスポート試験 問99)】
バイオメトリクス認証の例として、適切なものはどれか。
- ア:機械では判読が困難な文字列の画像をモニターにて表示して人に判断させ、その文字列を入力させることによって認証する。
- イ:タッチパネルに表示されたソフトウェアキーボードから入力されたパスワード文字列によって認証する。
- ウ:タッチペンなどを用いて署名する際の筆跡や筆圧など、動作の特徴を読み取ることによって認証する。
- エ:秘密の質問として、本人しか知り得ない質問に答えさせることによって認証する。
【答え】
ウ
【過去問題97(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問94)】
サーバ2台のHDDを接続しているとき、HDDの故障がどちらか片方だけであれば運用が続けられるようにしたい。使用する機械として、適切なものはどれか。
- ア:ストライピング
- イ:データマイニング
- ウ:テザリング
- エ:ミラーリング
【答え】
エ
【過去問題98(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問81)】
無線LANに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:PC以外では使用することができない。
- イ:アクセスポイントが無くても1対1でなら通信できる動作モードがある。
- ウ:暗号化の規格は1種類に統一されている。
- エ:障害物が無ければ距離に関係なく通信できる。
【答え】
イ
【過去問題99(令和2年度 ITパスポート試験 問100)】
電子メールにディジタル署名を付与して送信するとき、信頼できる認証局から発行された電子証明書を使用することに比べて、送信者が自分で作成した電子証明書を使用した場合の受信側のリスクとして、適切なものはどれか。
- ア:電子メールが正しい相手から送られてきたかどうかが確認できなくなる。
- イ:電子メールが途中で盗み見られている危険性が高まる。
- ウ:電子メールが途中で紛失する危険性が高まる。
- エ:電子メールに文字化けが途中で発生しやすくなる。
【答え】
ア
【過去問題100(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問87)】
通常使用される主系と、その主系の故障に備えて待機しつつ他の処理を実行している従系の二つから構成されるコンピュータシステムはどれか。
- ア:クライアントサーバシステム
- イ:デュアルシステム
- ウ:デュプレックスシステム
- エ:ピアツーピアシステム
【答え】
ウ
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ITパスポートの過去問題を解説付きで解けるサイト・アプリは?
ITパスポートの過去問題を解説付きで解けるサイトとして有名なのは「ITパスポート過去問道場」です。
「ITパスポート過去問道場」ではITパスポートの過去問題2,500問の中からランダムに問題を解くことができます。
完全無料かつ解答・解説も付いているので非常に便利なサイトです。
模擬試験の代わりとして活用するのもおすすめです。
※「ITパスポート模擬試験を無料で用意しました!他の模試・模擬問題が解けるサイトもご紹介」もぜひ合わせてご覧ください。
そして、ITパスポートの過去問題を解説付きで解けるアプリとして有名なのは「ITパスポート 全問解説」です。
「ITパスポート 全問解説」では、ITパスポートの過去問が全問題解説付きで2,422問収録されています。App Storeの評価は4.6/5.0を獲得しており、かなり評価も高いです。
こちらも完全無料で使えるので非常におすすめのアプリです。
気になる問題を後からまとめて復習できるチェック機能も実装されているので、効率の良い学習も実現可能です。
ITパスポートの過去問題集・本のおすすめは?
筆者がおすすめするITパスポートの過去問題集・本は『かんたん合格ITパスポート過去問題集』です。
インプレスから出版されており、料金は税込1,408円です。
分野別(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)の頻出問題305問に加え、過去問題7回分が掲載されています。
丁寧な解答・解説も付いており、『かんたん合格ITパスポート過去問題集』の全文をスマホやタブレットに入れて持ち運べる「全文 電子版(PDF)」も用意されているので、スキマ時間を使っての学習も可能です。
ITパスポートで過去問題の類似問題は出ない?意味ない?
ITパスポートでは過去に出題された問題の類似問題が数多く出題されます。
例えば、以下は平成21年度と平成25年度の過去問題ですが、内容がかなり似ていることがわかります。
【過去問(平成21年度)】
SWOT分析で把握できるものはどれか。
- 経営環境
- 事業戦略
- 事業目標
- 事業領域
【解答&解説】
正解は1・・・(答)です。
SWOT分析とは強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の要素から市場を分析する手法です。
内部環境要因である自社の強み・弱みと、外部環境要因でる機会・脅威の要因を組み合わせることで、市場での機会や事業課題の発見に役立てます。
【過去問(平成25年度)】
SWOT分析の説明として、適切なものはどれか。
- 企業を取り巻く外的環境に潜む機会及び脅威、企業がもつ強み及び弱みを分析することによって、企業活動の今後の方向性を導き出すための手法である。
- 財務の視点、顧客の視点、業務プロセスの視点、学習と成長の視点から企業の業績をバランスよく評価・分析するための手法である。
- 自社の活動が顧客にとって最終的にどのような価値を生み出し、それは顧客を満足させられるかという観点から企業活動をデザインする手法である。
- 市場の成長率とマーケットシェアの二つの定量的項目で作られたマトリックスに事業をプロットし、経営資源の配分の最適化を行う手法である。
【解答&解説】
正解は1・・・(答)です。
2はBSC(Balanced Score Card)、3はバリューエンジニアリング、4は事業ポートフォリオマネジメントの説明です。
なので、自分が過去問題で間違えた問題をどんどん暗記していくことはかなり効率の良いITパスポートの対策になります。
ITパスポートに受かる気がしない人はぜひ過去問題を解く回数を増やしてみてください。
※「ITパスポートに受かる気がしない・受からない理由7選!受かるためのポイントは?」もぜひ合わせてご覧ください。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
ITパスポートの過去問題は何年分解けばいい?
ITパスポートを受験するのであれば、直近5年分の過去問題は解いておきたいところです。
ITパスポートの試験時間は120分・問題数は全部で100問ですが、多くの受験者は60分程度で解き終わります。
本番は見直しも含めると90分程度で受験が完了する人がほとんどです。ITパスポートは解き終わると途中退出が可能です。
※詳しくは「ITパスポートの試験時間・問題数は120分で100問!長い?途中退出可能?」をご覧ください。
Yahoo!知恵袋でも以下のような投稿をいくつか見つけられるので、過去問題1回分を解くのにかかる時間=1時間程度と考えて問題ないでしょう。
【Q】ITパスポート試験について質問です。制限時間は120分と書いてありますが皆さんは大体何分くらいで解き終えていますか?また、制限時間内に全て解き終え退場する場合その場で自分の点数を確認することはできますか?
【A】自分は1時間半位、約90分で見直しまで終わりました。自分の点数は終わったと同時に画面上に出て、1時間後ぐらいにはネット自分のIDなどを入力すれば見られます。実際の合格発表は1か月後です。
引用:Yahoo!知恵袋
なので、過去問題5年分を解くのにかかる時間は1時間×5年分=5時間程度となります。
上記でも解説した通り、ITパスポートでは過去に出題された問題の類似問題が数多く出題されるので、過去問題を解いて間違えた問題はひたすら暗記していきましょう。
ITパスポートの過去問題は何割正解できれば合格できる?7〜8割?
ITパスポートの合格基準は以下2つの条件を両方とも満たすことです。
- 試験全体を1,000点満点に換算したとき、600点以上の得点(=総合評価点が600点以上)
- 各分野ごとに1,000点満点に換算したとき、300点以上の得点
※総合評価点について詳しく知りたい人は「ITパスポートの総合評価点とは?総合評価点だけ足りないと合格できない?上げ方は?400点・500点だとダメ?」をご覧ください。
どちらか一方を満たしただけでは不合格となりますのでご注意ください。
総合評価点=1,000点満点・問題数=100問より、ITパスポートは1問10点なのでは?と思う人もいるでしょうが、それは間違いなのでご注意ください。
ITパスポートの点数配分・配点は完全非公開となっています。
なので、1問=10点とは限りません。
ちなみにですが、ITパスポートにおける合否判定の総合評価は92問で行われ、残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われます(=この8問は採点対象外となる)
※ITパスポートの点数配分・配点が非公開である理由は「ITパスポートの採点方法は非公開!8問は採点されない!」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
これはあくまでも筆者の体感ですが、100問中60問の正解でITパスポートに合格することは厳しいでしょう。100問中70問〜80問程度の正解数は欲しいところです。
なので、過去問題を解いて7〜8割程度正解できるのであれば、ITパスポートに合格する可能性は高いと言えるでしょう。
ITパスポートは過去問題だけで合格できる?
結論から言うと、過去問題を解いただけでITパスポートに合格するのは難しいです。
過去問題を解くだけでなく、ITパスポートの問題集や参考書を活用して勉強を進めていくことをおすすめします。
「ITパスポート用語集・単語一覧・PDF付き!覚え方やアプリ・本もご紹介!」をご覧いただくとわかりますが、ITパスポートでは膨大な量の専門用語が登場します。
過去問題を5年分解いたとしても、ITパスポートの試験範囲に含まれているすべての専門用語を網羅することはできません。それくらいITパスポートの試験範囲は広いです。
※詳しくは「ITパスポートの試験範囲は広い!変更・拡大されることもあるので要注意」をご覧ください。
なので、ITパスポートを受験予定の人はITパスポートの問題集や参考書をある程度読み込んでから過去問題を解くことをおすすめします。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回はITパスポートの過去問題について徹底解説していきました。
繰り返しにはなりますが、ITパスポートでは過去問題の類似問題がたくさん出題されます。
ITパスポートを受験予定の人は時間感覚を養うためにも、必ず過去問題は解いておきましょう。