ITパスポートの正式名称はITパスポート試験!履歴書には正式名称を書くべき?

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本記事のタイトルの通り、ITパスポートの正式名称はITパスポート試験です。

今回は日本トップクラスにITパスポートを熟知している私ケンジが、ITパスポートの正式名称の詳細について解説した後、履歴書には正式名称を書くべきなのか?やITパスポート主催者の正式名称もご紹介していきます。

ITパスポートを受験予定の人はぜひ知っておきましょう。

ちなみにですが、ITパスポートにはたった10時間の勉強で合格できる方法があります。

これさえあれば限りなく少ない努力で合格に大きく近づきます。

これは私が何年もITパスポートの勉強を続ける中で生み出した、どの本にも載っていない超コスパの良い究極の勉強法です。

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ITパスポートの正式名称はITパスポート試験!主催者の正式名称は?

冒頭でも解説した通り、ITパスポートの正式名称はITパスポート試験です。

しかし、多くの人はITパスポートと呼んでいるので、あまり気にする必要はありません。

ちなみにですが、ITパスポートは情報処理推進機構(IPA)が主催している試験です。

情報処理推進機構(IPA)は経済産業省のIT政策実施機関です。多彩な施策でデータとデジタルの時代を牽引し、安全で信頼できるIT社会の実現を目標としています。

情報処理推進機構(IPA)の所在地は東京都文京区本駒込二丁目28番8号文京グリーンコートセンターオフィスであり、最寄駅は以下の4つとなっています。

  • 都営三田線「千石駅」徒歩4分
  • 東京メトロ南北線「駒込駅」徒歩9分
  • JR山手線「駒込駅」徒歩10分
  • JR山手線「巣鴨駅」徒歩12分
都営三田線

情報処理推進機構(IPA)はITパスポートだけでなく、情報セキュリティマネジメント試験や基本情報技術者試験なども主催しています。

特に基本情報技術者試験はITパスポートの上位資格と言われており、ITパスポートを合格した人が次に合格を目指す国家資格です。

※「ITパスポートは国家資格・上位資格?検定との違いは?わかりやすく解説」もぜひ参考にしてください。

ITパスポートは学生・社会人問わず様々な人が受験していますが、基本情報技術者試験は情報処理技術者向けの試験となっています。

なので、基本情報技術者試験で出題される問題はITパスポートよりも難易度が高いです。

※ITパスポートの試験範囲の詳細は「ITパスポートの試験範囲は広い!変更・拡大されることもあるので要注意」で解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ちなみにですが、ITパスポートでは3つの分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)から問題が出題されます。

各分野で出題される問題の例題は以下の通りです。

※「ITパスポートの分野は3つある!分野別評価点・割合は?難しいのはどれ?」もぜひ合わせてご覧ください。

【ストラテジ系の例題(令和5年度過去問)】

次のa〜cのうち、著作権法によって定められた著作物に該当するものだけを全て挙げたものはどれか。

a:原稿なしで話した講演の録音

b:時刻表に掲載されたバスの到着時刻

c:創造性の高い技術の発明

  1. a
  2. a、c
  3. b、c
  4. c

【解答&解説】

正解は1・・・(答)です。

bは単なる事実の羅列なので著作物に該当しません。

著作物の要件は「創造的表現」であって「発明(アイデア)」ではないので、一般論ではcは特許に該当しますが、著作物にはあたりません。

※「ITパスポートのストラテジ系とは?苦手な人向け勉強法や問題例・過去問・用語は?」もぜひ合わせてご覧ください。

【マネジメント系の例題】

「一つの入り口と一つの出口を持つ構造単位からなるプログラムは、基本的に順次・選択・繰り返しの三つの構造体の組合せでどんな理論も表現できる」という構造化定理の中の、「選択」の説明はどれか。

  1. ある一定の条件になるまで、処理を繰り返す。
  2. 条件を順番に処理する。
  3. 条件に従って、異なった機能のいずれかを実行する。
  4. データと処理プログラムを一つにまとめる。

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

1は繰り返し、2は順次、4はカプセル化の説明です。

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【テクノロジ系の例題(令和2年度過去問)】

PCやスマートフォンなどの表示画面の画像処理用のチップとして用いられているほか、AIにおける膨大な計算処理にも利用されているものはどれか。

  1. AR
  2. DVI
  3. GPU
  4. MPEG

【解答&解説】

正解は3・・・(答)です。

1は拡張現実のことです。「ポケモンGO」などのように、現実社会にデジタル合成などによって造られた情報を重ね、生活を楽しく便利にするための技術です。

2はPCとディスプレイを接続するためのインタフェースのことです。

4は動画の圧縮符号化の規格のことです。

※「ITパスポートのテクノロジ系とは?攻略法・苦手な人向け勉強方法は?難しい?問題例や用語もご紹介」もぜひ参考にしてください。

ITパスポートを履歴書に書くときは正式名称を書くべき?

結論から言うと、ITパスポートを履歴書に書くときは正式名称(ITパスポート試験)を書くべきです。

履歴書には免許・資格欄が必ず設置されていますが、ITパスポートは履歴書に書いても問題ない立派な資格です。

履歴書の免許・資格欄を書くときのポイントは以下の4つです。

  1. 免許・資格は正式名称で書く
  2. 免許・資格を取得した時系列順で書く
  3. 運転免許→その他の免許・資格の順番で書く
  4. 免許・資格を持っていない場合は「特になし」と書く

上記のポイントをもとに、履歴書の免許・資格欄を正しく書いた例は以下です。

履歴書の免許・資格欄を正しく書いた例

免許・資格を持っていない場合の免許・資格欄は以下のようになります。

免許・資格を持っていない場合の免許・資格欄

履歴書の免許・資格欄を書くときに「取得」と「合格」のどちらを使えば良いか悩む人も多いですが、

  • 取得=免許証が交付されるもの
  • 合格=合格証が交付されるもの

と覚えておきましょう。

「普通自動車第一種運転免許」は免許証が交付されるので「取得」です。

ITパスポートは合格すると合格証が交付されるので「合格」となります。

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今回はITパスポートの正式名称や履歴書には正式名称を書くべきかどうかについて解説していきました。

繰り返しにはなりますが、ITパスポートの正式名称はITパスポート試験です。必ず覚えておきましょう。

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