ITパスポートを受験予定の人の中には、事前にITパスポートの模擬試験(模試)を受けておきたいと思っている人もいるでしょう。
というわけで今回は、ITパスポートの模擬試験を無料で用意しました。本番のITパスポートと同様に100問の問題を用意しています。
※「ITパスポートの試験時間・問題数は120分で100問!長い?途中退出可能?」もぜひ合わせてご覧ください。
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問題1〜35はストラテジ系、問題36〜55はマネジメント系、問題56〜100はテクノロジ系となります。
※それぞれの詳細は「ITパスポートの分野は3つある!分野別評価点・割合は?難しいのはどれ?」をご覧ください。
ストラテジ系(問題1〜35)
【問題1(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問8)】
小売業A社は、自社の流通センタ近隣の小学校において、食料品の一般的な流通プロセスを分かりやすく説明する活動を行っている。A社のこの活動の背景にある考え方はどれか。
- ア:CSR
- イ:アライアンス
- ウ:コアコンピタンス
- エ:コーポレートガバナンス
【答え】
ア
【問題2(令和3年度 ITパスポート試験 問13)】
FinTechの事例として、最も適切なものはどれか。
- ア:銀行において、災害や大規模障害が発生した場合に勘定系システムが停止することがないように、障害発生時には即時にバックアップシステムに切り替える。
- イ:クレジットカード会社において、消費者がクレジットカードの暗証番号を規定回数連続で間違えて入力した場合に、クレジットカードを利用できなくなるようにする。
- ウ:証券会社において、顧客がPCの画面上で株式売買を行うときに、顧客に合った投資信託を提案したり自動で資産運用を行ったりする、ロボアドバイザのサービス提供をする。
- エ:損害保険会社において、事故の内容や回数に基づいた等級を設定しておき、インターネット自動車保険の契約者ごとに、1年間の事故履歴に応じて等級を上下させるともに、保険料を変更する
【答え】
ウ
【問題3(令和5年度 ITパスポート試験 問3)】
観光などで訪日した外国人が国内にもたらす経済効果を示す言葉として、最も適切なものはどれか。
- ア:アウトソーシング
- イ:アウトバウンド需要
- ウ:インキュベーター
- エ:インバウンド需要
【答え】
エ
【問題4(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問14)】
日本工業規格(JIS)に関する説明のうち、適切なものはどれか。
- ア: ISOなど、国際的な規格との整合性に配慮した規格である。
- イ:規格に適合しない製品の製造・販売は禁止されている。
- ウ:鉱工業の分野ごとに、民間団体が定めた標準を集めた企画である。
- エ:食品や衣料品の安全性に関する基準を規定している。
【答え】
ア
【問題5(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問15)】
最終製品の納期と製造量に基づいて、製造に必要な構成部品の在庫量の最適化を図りたい。この目的を実現するための施策として、最も適切なものはどれか。
- ア: CRMシステムの構築
- イ: MRPシステムの構築
- ウ: POSシステムの構築
- エ: SFAシステムの構築
【答え】
エ
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
【問題6(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問5)】
ソーシャルネットワーキングサービスの利用事例はどれか。
- ア: 登録会員相互のコミュニケーション及び企業登録会員のコミュニケーションの場や話題を提供することで、顧客のブライドロイヤルティを向上させる。
- イ:電子会議や電子メール、ワークフロー支援機能などを利用することで、メンバ間の共同作業を効率化する。
- ウ:ネットオークションで売り手と買い手の仲介を行うことで、取引の安全性を向上させる。
- エ: ネットワークを経由して必要とするソフトウェアの機能を必要な時に利用することで、コストの削減を行う。
【答え】
ア
【問題7(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問27)】
取得した個人情報の管理に関する行為a~cのうち、個人情報保護法において本人に通知又は公表が必要となるものだけを全て挙げたものはどれか。
a:個人情報の入力業務委託先の変更
b:個人情報の利用目的の合理的な範囲での変更
c:利用しなくなった個人情報の削除
- ア:a
- イ:a, b
- ウ:b
- エ:b, c
【答え】
ウ
【問題8(令和6年度 ITパスポート試験 問10)】
不正競争防止法で規定されている限定提供データに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア:特定の第三者に対し、1回に限定して提供する前提で保管されている技術上又は営業上の情報は限定提供データである。
- イ:特定の第三者に提供する情報として電磁的方法によって相当量蓄積され管理されている技術上又は営業上の情報(秘密として管理されているものを除く)は限定提供データである。
- ウ:特定の第三者に提供するために、金庫などで物理的に管理されている技術上又は営業上の情報は限定提供データである。
- エ:不正競争防止法に定めのある営業秘密は限定提供データである
【答え】
イ
【問題9(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問3)】
購買、生産、販売、経理、人事などの企業の基幹業務の全体を把握し、関連する情報を一元的に管理することによって、企業全体の経営資源の最適化と経営効率の向上を図るためのシステムはどれか。
- ア:ERP
- イ:MRP
- ウ:SCM
- エ:SFA
【答え】
ア
【問題10(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問32)】
マーケティングミックスにおける売り手から見た要素は4Pと呼ばれる。これに対応する買い手から見た要素はどれか。
- ア:4C
- イ:4S
- ウ:AIDMA
- エ:SWOT
【答え】
ア
【問題11(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問12)】
MOT(Management of Technology)の目的として、適切なものはどれか。
- ア:企業経営や生産管理において数学や自然科学などを用いることで、生産性の向上を図る。
- イ:技術革新を効果的に自社のビジネスに結び付けて企業の成長を図る。
- ウ:従業員が製品の質の向上について組織的に努力することで、企業としての品質向上を図る。
- エ:職場において上司などから実際の業務を通して必要な技術や知識を習得することで、業務処理能力の向上を図る。
【答え】
イ
【問題12(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問4)】
ソフトウェアの設計品質には設計者のスキルや設計方法、設計ツールなどが関係する。品質に影響を与える事項の関係を整理する場合に用いる、魚の骨の形に似た図形の名称として、適切なものはどれか。
- ア:アローダイアグラム
- イ:特性要因図
- ウ:パレート図
- エ:マトリックス図
【答え】
イ
【問題13(令和5年度 ITパスポート試験 問21)】
フリーミアムの事例として、適切なものはどれか。
- ア:購入した定額パスをもっていれば、期限内は何杯でもドリンクをもらえるファーストフード店のサービス
- イ:無料でダウンロードして使うことはできるが、プログラムの改変は許されていない統計解析プログラム
- ウ:名刺を個人で登録・管理する基本機能を無料で提供し、社内関係者との間での顧客情報の共有や人物検索などの追加機能を有料で提供する名刺管理サービス
- エ:有料広告を収入源とすることによって、無料で配布している地域限定の生活情報などの広報誌
【答え】
ウ
【問題14(令和元年度 期分 ITパスポート試験 問10)】
企業のアライアンス戦略のうち、ジョイントベンチャの説明として、適切なものはどれか。
- ア:2社以上の企業が共同出資して経営する企業のこと
- イ:企業間で相互に出資や株式の持合などの協力関係を結ぶこと
- ウ:企業の合併や買収によって相手企業の支配権を取得すること
- エ:技術やブランド、販売活動などに関する権利の使用を認めること
【答え】
ア
【問題15(令和6年度 ITパスポート試験 問6)】
技術戦略の策定や技術開発の推進といった技術経営に直接の責任をもつ役職はどれか。
- ア:CEO
- イ:CFO
- ウ:COO
- エ:CTO
【答え】
エ
【問題16(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問30)】
プロバイダが提供したサービスにおいて発生した事例のうち、プロバイダ責任制限法によって、プロバイダの対応責任の対象となり得るものはどれか。
- ア:氏名などの個人情報が書込みサイトに掲載されて、個人の権利が侵害された。
- イ:受信した電子メールの添付ファイルによってウイルスに感染させられた。
- ウ:送信に同意していない宣伝用の電子メールが幾度となく送られてきた。
- エ:無断でIDとパスワードを使われて、ショッピングサイトにアクセスされた。
【答え】
ア
【問題17(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問7)】
エンタープライズアーキテクチャ(EA)の説明として、最も適切なものはどれか。
- ア:企業の情報システムにおいて、起こり得るトラブルを想定して、その社会的影響などを最小限に食い止めるための対策
- イ:現状の業務と情報システムの全体像を可視化し、将来のあるべき姿を設定して、全体最適化を行うためのフレームワーク
- ウ:コスト、品質、サービス、スピードを革新的に改善するために、ビジネス・プロセスを考え直し、抜本的にデザインし直す取組み
- エ:ソフトウェアをサービスと呼ばれる業務機能上の単位で部品化し、それらを組み合わせてシステムを柔軟に構築する仕組み
【答え】
イ
【問題18(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問24)】
刑法には、コンピュータや電磁的記録を対象としたIT関連の行為を規制する条項がある。次の不適切な行為のうち、不正指令電磁的記録に関する罪に抵触する可能性があるものはどれか。
- ア:会社がライセンス購入したソフトウェアパッケージを、無断で個人所有のPCにインストールした。
- イ:キャンペーンに応募した人の個人情報を、応募者に無断で他の目的に利用した。
- ウ:正当な理由なく、他人のコンピュータの誤動作を引き起こすウイルスを収集し、自宅のPCに保管した。
- エ:他人のコンピュータにネットワーク経由でアクセスするためのIDとパスワードを、本人に無断で第三者に教えた。
【答え】
ウ
【問題19(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問5)】
訪問販売や通信販売などのトラブルが生じやすい取引において、消費者を保護するために、事業者が守るべきルールを定めた法律はどれか。
- ア:PL法
- イ:独占禁止法
- ウ:特定商取引法
- エ:不正競争防止法
【答え】
ウ
【問題20(令和4年度 ITパスポート試験 問16)】
マイナンバーに関する説明のうち、適切なものはどれか。
- ア:海外居住者を含め、日本国籍を有する者だけに付与される。
- イ:企業が従業員番号として利用しても構わない。
- ウ:申請をすれば、希望するマイナンバーを取得できる。
- エ:付与されたマイナンバーを、自由に変更することはできない。
【答え】
エ
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【問題21(令和3年度 ITパスポート試験 問15)】
A社の情報システム部門は、B社のソフトウェアパッケージを活用して、営業部門が利用する営業支援システムを構築することにした。構築に合わせて、EUC(End User Computing)を推進するとき、業務データの抽出や加工、統計資料の作成などの運用を行う組織として、最も適切なものはどれか。
- ア:A社の営業部門
- イ:A社の情報システム部門
- ウ:B社のソフトウェアパッケージ開発部門
- エ:B社のソフトウェアパッケージ導入担当部門
【答え】
ア
【問題22(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問1)】
労働者派遣法に基づき、A社がY氏をB社へ派遣することとなった。このきに成立する関係として、適切なものはどれか。
- ア:A社とB社との間の委託関係
- イ:A社とY氏の間の労働者派遣契約関係
- ウ:B社とY氏との間の雇用関係
- エ:B社とY氏との間の指揮命令関係
【答え】
エ
【問題23(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問7)】
企業とのビジョンや戦略を実現するために、”財務”、”顧客”、”業務プロセス”、”学習と成長”の四つの視点から、具体的に目標を設定して成果を評価する手法はどれか。
- ア:PPM
- イ:SWOT分析
- ウ:バランススコアカード
- エ:マーケティングミックス
【答え】
ウ
【問題24(令和2年度 ITパスポート試験 問22)】
AIの活用領域には音声認識、画像認識、自然言語処理などがある。音声認識と自然言語処理の両方が利用されているシステムの事例として、最も適切なものはどれか。
- ア:ドアをノックする音を検知して、カメラの前に立っている人の顔を認識し、ドアのロックを解除する。
- イ:人から話しかけられた天気や交通情報などの質問を解釈して、ふさわしい内容を回答する。
- ウ:野外コンサートに来場する人の姿や話し声を検知して、会場の入り口を通過する人数を記録する。
- エ:洋書に記載されている英文をカメラで読み取り、要約された日本文として編集する。
【答え】
イ
【問題25(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問23)】
CADを活用した業務改善の事例として、適切なものはどれか。
- ア:商品にICタグを取り付け、出荷監視することによって、在庫管理を自動化する。
- イ:生産ラインに温度センサを設置し、温度監視を行って、生産に適した温度が維持されるように制御する。
- ウ:設計情報をデータベース化しておき、設計図面を共有・再利用する。
- エ:ロボットを利用して生産ラインを自動化し、工場を無人化する。
【答え】
ウ
【問題26(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問34)】
次の特徴をもつ組織形態として、適切なものはどれか。
・組織の構成員が、お互い対等な関係にあり、自律性を有している。
・企業、部門の壁を乗り越えて編成されることもある。
- ア:アウトソーシング
- イ:タスクフォース
- ウ:ネットワーク組織
- エ:マトリックス組織
【答え】
ウ
【問題27(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問12)】
QRコードの特徴として、適切なものはどれか。
- ア:漢字を除くあらゆる文字と記号を収めることができる。
- イ:収納できる情報量はバーコードと同等である
- ウ:上下左右どの方向からでも、コードを読み取ることができる。
- エ:バーコードを3層積み重ねた2次元構造になっている。
【答え】
ウ
【問題28(令和2年度 ITパスポート試験 問4)】
コンビニエンスストアを全国チェーン展開するA社では、過去10年間にわたる各店舗の詳細な販売データが本部に蓄積されている。これらの販売データ、及び各店舗近隣のイベント情報との関係を分析して、気象条件、イベント情報と商品の販売量との関連性を把握し、1週間先までの天気予報とイベント情報から店舗ごとの販売予想をより高い精度で行うシステムを構築したい。このとき活用する技術として、最も適切なものはどれか。
- ア:IoTを用いたセンサなどから自動データ収集技術
- イ:仮想空間で現実のような体験を感じることができる仮想現実技術
- ウ:ディープラーニングなどのAI技術
- エ:表計算ソフトを用いて統計分析などを行う技術」
【答え】
ウ
【問題29(令和4年度 ITパスポート試験 問30)】
営業利益を求める計算式はどれか。
- ア:(売上高)-(売上原価)
- イ:(売上総利益)-(販売費及び一般管理費)
- ウ:(経常利益)+(特別利益)-(特別損失)
- エ:(税引前当期純利益)-(法人税、住民税及び事業税)
【答え】
イ
【問題30(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問18)】
”POSシステムの構築”によって、達成が可能となる経営目標はどれか。
- ア:営業員の業務生産性向上と営業部門の組織力強化
- イ:構成部品及び仕掛品の在庫量削減
- ウ:調達から製造・配送・販売に至る一連のプロセスの最適化
- エ:店舗ごとの品ぞろえの改善と発注や在庫管理業務の効率化
【答え】
ウ
【問題31(令和6年度 ITパスポート試験 問21)】
あるソフトウェアは、定額の料金や一定の期間での利用ができる携帯で提供されている。この利用形態を表す用語として、適切なものはどれか。
- ア:アクティベーション
- イ:アドウェア
- ウ:サブスクリプション
- エ:ボリュームライセンス
【答え】
ウ
【問題32(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問10)】
著作物の使用事例のうち、著作権を侵害するおそれのある行為はどれか。
- ア:音楽番組を家庭でDVDに録画し、録画者本人とその家族の範囲内で使用した。
- イ:海外のWebサイトに公表された他人の闘病日記を著作者に断りなく翻訳し、自分のWebサイトに公開した。
- ウ:行政機関が作成し、公開している、自治体の人口に関する報告書を当該機関に断りなく引用し、公立高校の入学試験の問題を作成した。
- エ:専門誌に掲載された研究論文から数行の文を引用し、その引用箇所と出所を明示して論文を作成した。
【答え】
イ
【問題33(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問10)】
企業経営で用いられるベンチマーキングの説明として、適切なものはどれか。
- ア:PDCAサイクルを適用して、ビジネスプロセスの継続的な改善を図ること
- イ:改善を行う際に、比較や分析の対象とする最も優れた事例のこと
- ウ:競合他社に対する優位性を確保するための独自のスキルや技術のこと
- エ:自社の製品やサービスを測定し、他社の優れたそれらと比較すること
【答え】
エ
【問題34(令和2年度 ITパスポート試験 問8)】
電力会社において、人による検針の代わりに、インターネットに接続された電力メータと通信することで、各家庭の電力使用量を遠隔計測するといったことが行われている。この事例のように、様々な機器をインターネットに接続して情報活用する仕組みを表す用語はどれか。
- ア:EDI
- イ:IoT
- ウ:ISP
- エ:RFID
【答え】
イ
【問題35(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問31)】
ある商品を5,000個販売したところ、売上が5,000万円、利益が300万円となった。商品1個当たりの変動費が7,000円であるとき、固定費は何万円か。
- ア:1,200
- イ:1,500
- ウ:3,500
- エ:4,000
【答え】
ア
※ストラテジ系の問題は以上となります。ストラテジ系の詳細を知りたい人は「ITパスポートのストラテジ系とは?苦手な人向け勉強法や問題例・過去問・用語は?」をご覧ください。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
ストラテジ系(問題36〜55)
【問題36(令和5年度 ITパスポート試験 問39)】
運用中のソフトウェアの仕様書がないので、ソースコードを解析してプログラムの仕様書を作成した。この手法を何というか。
- ア:コードレビュー
- イ:デザインレビュー
- ウ:リバースエンジニアリング
- エ:リファクタリング
【答え】
ウ
【問題37(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問40)】
アジャイル開発の方法論であるスクラムに関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:ソフトウェア開発組織及びプロジェクトのプロセスを改善するために、その組織の成熟度レベルを段階的に定義したものである。
- イ:ソフトウェア開発とその取引において、取得者と供給者が、作業内容の共通の物差しとするために定義したものである。
- ウ:複雑で変化の激しい問題に対応するためのシステム開発のフレームワークであり、反復的かつ漸進的な手法として定義したものである。
- エ:プロジェクトマネジメントの知識を体系化したものであり、複数の知識エリアから定義されているものである。
【答え】
ウ
【問題38(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問41)】
SLAの合意内容を達成するために、サービス状況のモニタリングやレビューなどを通じてサービスレベルの維持や向上を図る活動を何というか。
- ア: CSR
- イ: ERP
- ウ: SLM
- エ:SWOT
【答え】
ウ
【問題39(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問41)】
共通フレーム(Software Life Cycle Process)の利用に関する説明のうち、適切なものはどれか。
- ア:取得者と供給者が請負契約を締結する取引に限定し、利用することを目的としている。
- イ:ソフトウェア開発に対するシステム監査を実施するときに、システム監査人の行為規範を確認するために利用する。
- ウ:ソフトウェアを中心としたシステムの開発及び取引のプロセスを明確化しており、必要に応じて修整して利用する。
- エ:明確化した作業範囲や作業項目をそのまま利用することを推奨している。
【答え】
ウ
【問題40(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問44)】
内部統制の整備で文書化される、業務規定やマニュアルのような個々の業務内容についての手順や詳細を文書で示したものはどれか。
- ア:業務記述書
- イ:業務の流れ図
- ウ:スプレッドシート
- エ:要件定義書
【答え】
ア
【問題41(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問45)】
受注しているシステム開発プロジェクトの期間が半分を経過した時点で、委託元から開発中のシステムへの機能追加の依頼があった。プロジェクトマネージャの行動として、最も適切なものはどれか。
- ア:依頼を受け入れ、予算や要員を確保する。
- イ:期間の半分を経過した時点での変更は一般的に受け入れられないことを理由に、依頼を断る。
- ウ:コストやスケジュールなどへの影響を勘案し、変更管理の手順に従う。
- エ:プロジェクトスコープだけに影響するので、速やかにスコープのベースラインを更新する。
【答え】
ウ
【問題42(令和6年度 ITパスポート試験 問38)】
あるシステムの運用において、利用者との間でSLAを交わし、利用可能日を月曜日から金曜日、1日の利用可能時間を7時から22時まで、稼働率を98%以上で合意した。1週間の運用において、障害などでシステムの停止を許容できる時間は最大何時間か。
- ア:0.3
- イ:1.5
- ウ:1.8
- エ:2.1
【答え】
イ
【問題43(令和4年度 ITパスポート試験 問41)】
テレワークを推進している会社では、サテライトオフィスを構築している。サテライトオフィスで使用するネットワーク機器やPCを対象に、落雷による過電流を防止するための対策を検討した。有効な対策として、最も適切なものはどれか。
- ア:グリーンITに対応した機器の設置
- イ:サージ防護に対応した機器の設置
- ウ:無線LANルータの設置
- エ:無停電電源装置の設置
【答え】
イ
【問題44(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問50)】
システム監査に必要なプロセスのうち、システム監査人が実施するものはどれか。
- ア:監査対象である業務などに関する運用ルールの整備
- イ:監査対象に関する予備調査
- ウ:監査対象の脆弱性の改善
- エ:システム監査報告書の受理
【答え】
イ
【問題45(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問41)】
ITサービスマネジメントにおいて利用者にFAQを提供する目的として、適切なものはどれか。
- ア:ITサービスマネジメントのフレームワークを提供すること
- イ:サービス提供者側と利用者側でサービスレベルの目標値を定めること
- ウ:サービスに関するあらゆる問合せを受け付けるため、利用者に対する単一の窓口を設置すること。
- エ:利用者が問題を自己解決できるように支援すること
【答え】
ア
【問題46(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問36)】
システム監査人の職業倫理に照らしてふさわしくない行為はどれか。
- ア:監査役による業務監査における指摘事項の確認
- イ:成功報酬契約による監査
- ウ:専門知識を持った他の監査人との共同監査
- エ:前年実施した別の監査人による監査報告内容の確認
【答え】
イ
【問題47(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問40)】
システムに関して”障害からの回復を3時間以内にする”などの内容を、システムの運用側と利用側の間で取り決める文書はどれか。
- ア:サービスレベルの合意書
- イ:ソフトウェア詳細設計書
- ウ:提案依頼書(RFP)
- エ:プロジェクト憲章
【答え】
ア
【問題48(令和3年度 ITパスポート試験 問45)】
ITILに関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:ITサービスの提供とサポートに対して、ベストプラクティスを提供している。
- イ:ITシステム開発とその取引の適正化に向けて、作業項目を一つ一つ定義し、標準化している。
- ウ:ソフトウェア開発組織の成熟度を多段階のレベルで定義している。
- エ:プロジェクトマネジメントの知識を体系化している。
【答え】
ア
【問題49(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問44)】
システムテストに参加するAさんは、自部門の主要な取引について、端末からの入力項目と帳票の出力項目を検証用に準備した。Aさんが実施しようとしているテスト技法はどれか。
- ア:インスペクション
- イ:ウォークスルー
- ウ:ブラックボックステスト
- エ:ホワイトボックステスト
【答え】
ウ
【問題50(令和2年度 ITパスポート試験 問42)】
情報システム開発の詳細設計が終了し、プログラミングを外部のベンダに委託することにした。仕様、成果物及び作業の範囲を明確に定義した上で、プログラミングを委託先に請負契約で発注することにした。発注元のプロジェクトマネージャのマネジメント活動として、最も適切なものはどれか。
- ア:委託先に定期的な進捗報告を求めるとともに、完成したプログラムの品質確認する。
- イ:委託先の作業内容を詳細に確認し、生産性の低い要員の交代を指示する。
- ウ:委託先の作業場所で、要員の出退勤を管理し、稼働状況を確認する。
- エ:委託先の要因に余力がある場合、仕様変更に伴うプログラミングの作業担当者に直接指示する。
【答え】
ア
【問題51(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問36)】
情報システムに関するファシリティマネジメントの目的として、適切なものはどれか。
- ア:ITサービスのコストの適正化
- イ:災害時などにおける企業の事業継続
- ウ:情報資産に対する適切なセキュリティの確保
- エ:情報処理関連の設備や環境の総合的な維持
【答え】
エ
【問題52(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問49)】
ユーザの要求を定義する場合に作成するプロトタイプはどれか。
- ア:基幹システムで生成されたデータやユーザ自身が抽出・加工するためのソフトウェア
- イ:ユーザがシステムに要求する業務の流れを記述した図
- ウ:ユーザとシステムのやり取りを記述した図
- エ:ユーザの要求を理解するために作成する簡易なソフトウェア
【答え】
エ
【問題53(平成31年度 期分 ITパスポート試験 問44)】
情報システムに関わる業務a〜cのうち、システム監査の対象となり得る業務だけを全て挙げたものはどれか。
a:情報システム戦略の立案
b:情報システムの企画・開発
c:情報システムの運用・保守
- ア:a
- イ:a, b, c
- ウ:a, c
- エ:c
【答え】
イ
【問題54(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問49)】
企業においてITガバナンスを確立させる責任者は誰か。
- ア:株主
- イ:経営者
- ウ:システム監査人
- エ:システム部門長
【答え】
イ
【問題55(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問39)】
共通フレームの定義に含まれているものとして、適切なものはどれか。
- ア:各工程で作成する成果物の文書化に関する詳細な規定
- イ:システムの開発や保守の各工程の作業項目
- ウ:システムを構成するためソフトウェアの信頼性やレベルや保守性レベルなどの尺度の規定
- エ:システムを構成するハードウェアの開発に関する詳細な作業項目
【答え】
イ
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
テクノロジ系(問題56〜100)
以下、練習問題56〜100はテクノロジ系となります。
※テクノロジ系の詳細は「ITパスポートのテクノロジ系とは?攻略法・苦手な人向け勉強方法は?難しい?問題例や用語もご紹介」をご覧ください。
【問題56(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問60)】
オンラインバンキングにおいて、マルウェアなどでブラウザを乗っ取り、正式な取引画面の間に不正な画面を介在させ、振込先の情報を不正に書き換えて、攻撃者の指定した口座に送金させるなどの不正操作を行うことを何と呼ぶか。
- ア:MITB(Man In The Browser)攻撃
- イ:SQLインジェクション
- ウ:ソーシャルエンジニアリング
- エ:ブルーフォース攻撃
【答え】
ア
【問題57(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問73)】
HDMIの説明として、適切なものはどれか。
- ア:映像、音声及び制御信号を1本のケーブルで入出力するAV機器向けのインタフェースである。
- イ:携帯電話間での情報交換などで使用される赤外線を用いたインタフェースである。
- ウ:外付けハードディスクなどをケーブルで接続するシリアルインタフェースである。
- エ:多少の遮蔽物があっても通信可能な、電波を利用した無線インタフェースである。
【答え】
ア
【問題58(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問58)】
スパイウェアの説明はどれか。
- ア:Webサイトの閲覧や画像のクリックだけで料金を請求する詐欺のこと
- イ:攻撃者がPCへの侵入後に利用するために、ログの消去やバックドアなどの攻撃ツールをパッケージ化して隠しておく仕組みのこと
- ウ:多数のPCに感染して、ネットワークを通じた指示に従ってPCを不正に操作することで一斉攻撃などの動作を行うプログラムのこと
- エ:利用者が認識することなくインストールされ、利用者の個人情報やアクセス履歴などの情報を収集するプログラムのこと
【答え】
エ
【問題59(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問45)】
インターネットなどの共有のネットワークに接続された端末同士を、暗号化や認証によってセキュリティを確保して、あたかも専用線で結んだように利用できる技術を何というか。
- ア:ADSL
- イ:ISDN
- ウ:VPN
- エ:Wi-Fi
【答え】
ウ
【問題60(令和2年度 ITパスポート試験 問63)】
記述a〜dのうち、クライアントサーバシステムの応答時間を短縮するための施策として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a:クライアントとサーバ間の回線を高速化し、データの送受信を短くする。
b:クライアントの台数を増やして、クライアントの利用待ち時間を短くする。
c:クライアントの入力画面で、利用者がデータを入力する時間を短くする。
d:サーバを高性能化して、サーバの処理時間を短くする。
- ア:a, b, c
- イ:a, d
- ウ:b, c
- エ:c, d
【答え】
イ
【問題61(令和5年度 ITパスポート試験 問67)】
ネットワーク環境で利用されるIDSの役割として、適切なものはどれか。
- ア:IPアドレスとドメイン名を相互に変換する。
- イ:ネットワーク上の複数のコンピュータの時刻を同期させる。
- ウ:ネットワークなどに対する不正アクセスやその予兆を検知し、管理者に通知する。
- エ:メールサーバに届いた電子メールを、メールクライアントに送る。
【答え】
ウ
【問題62(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問57)】
通信事業者が構築したネットワークを利用し、インターネットで用いられているのと同じネットワークプロトコルによって、契約者の拠点間だけを専用線のようにセキュリティを確保して接続するWANサービスはどれか。
- ア:DHCP
- イ:IP-VPN
- ウ:ISDN
- エ:VLAN
【答え】
イ
【問題63(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問67)】
OSS(Open Source Software)であるDBMSはどれか。
- ア:Android
- イ:Firefox
- ウ:MySQL
- エ:Thunderbird
【答え】
ウ
【問題64(平成29年度 春期分 ITパスポート試験 問81)】
Webサーバの認証において、同じ利用者IDに対してパスワードの誤りがあらかじめ定められた回数連続して発生した場合に、その利用者IDを自動的に一定期間利用停止にするセキュリティ対策を行った。この対策によって、最も防御の効果が期待できる攻撃はどれか。
- ア:ゼロデイ攻撃
- イ:パスワード攻撃
- ウ:バッファオーバフロー攻撃
- エ:ブルートフォース攻撃
【答え】
エ
【問題65(平成26年度 秋期分 ITパスポート試験 問57)】
生体認証による入退室管理システムに全社員を登録し、社内の各部屋に入室を許可する社員を設定した。退室は管理していない。a~dの記述のうち、この入退室管理システムで実現できることだけを全て挙げたものはどれか。
a:権限のある社員だけに入室を許可する。
b:入室者が部屋にいた時間を記録する。
c:入室を試みて、拒否された社員を記録する。
d:部屋にいる人数を把握する。
- ア:a, b, c
- イ:a, c
- ウ:a, d
- エ:b, c, d
【答え】
イ
【問題66(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問65)】
一つのアプリケーションプログラムの中で、並列処理が可能な部分を複数の処理単位に分け、それらを並行して処理することで、マルチコアCPUを使用したコンピュータの処理能力の有効活用を図る方式はどれか。
- ア:マルチウィンドウ
- イ:マルチキャスト
- ウ:マルチスレッド
- エ:マルチブート
【答え】
ウ
【問題67(令和6年度 ITパスポート試験 問66)】
PKIにおけるCA(Certificate Authority)の役割に関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:インターネットと内部ネットワーク間にあって、内部ネットワーク上のコンピュータに代わってインターネットにアクセスする。
- イ:インターネット内部とネットワーク間にあって、パケットフィルタリング機能などを用いてインターネットから内部ネットワークへの不正アクセスを防ぐ。
- ウ:利用者に指定されたドメイン名を基にIPアドレスとドメイン名の対応付けを行い、利用者を目的のサーバにアクセスさせる。
- エ:利用者の公開鍵に対する公開鍵証明書の発行や失効を行い、鍵の正当性を保証する。
【答え】
エ
【問題68(令和4年度 ITパスポート試験 問67)】
ディープランニングに関する記述として、最も適切なものはどれか。
- ア:インターネット上に掲示された教材を使って、距離や時間の制約を受けることなく、習熟度に応じて学習をする方法である。
- イ:コンピュータが大量のデータを分析し、ニュートラルネットワークを用いて自ら規則性を見つけ出し、推論や判断を行う。
- ウ:体系的に分類された特定分野の専門的な知識から、適切な回答を提供する。
- エ:一人一人の習熟度、理解に応じて、問題の難易度や必要とする知識、スキルを推定する。
【答え】
イ
【問題69(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問74)】
サーバ仮想化の特長として、適切なものはどれか。
- ア:1台のコンピュータを複数台のサーバであるかのように動作させることができるので、物理的資源を需要に応じて柔軟に配分することができる。
- イ:コンピュータの機能をもったブレードを必要な数だけ筺体に差し込んでサーバを構成するので、柔軟に台数を増減することができる。
- ウ:サーバを構成するコンピュータを他のサーバと接続せずに利用するので、セキュリティを向上させることができる。
- エ:サーバを構成する複数のコンピュータが同じ処理を実行して処理結果を照合するので、信頼性を向上させることができる。
【答え】
ア
【問題70(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問73)】
LTEよりも通信速度が高速なだけでなく、より多くの端末が接続でき、通信の遅延も少ないという特徴をもつ移動通信システムはどれか。
- ア:ブロックチェーン
- イ:MVNO
- ウ:8k
- エ:5G
【答え】
エ
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
【問題71(令和3年度 ITパスポート試験 問57)】
CPU、主記憶、HDDなどのコンピュータを構成する要素を1枚の基板上に実装し、複数枚の基板をラック内部に搭載するなどの形態がある、省スペース化を実現しているサーバを何と呼ぶか。
- ア:DNSサーバ
- イ:FTPサーバ
- ウ:Webサーバ
- エ:ブレードサーバ
【答え】
エ
【問題72(令和2年度 ITパスポート試験 問67)】
TCP/IPにおけるポート番号によって識別されるものはどれか。
- ア:LANに接続されたコンピュータや通信機器のLANインタフェース
- イ:インターネットなどのIPネットワークに接続したコンピュータや通信機器
- ウ:コンピュータ上で動作している通信アプリケーション
- エ:無線LANのネットワーク
【答え】
ウ
【問題73(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問58)】
情報セキュリティにおけるソーシャルエンジニアリングへの対策の例として、適切なものはどれか。
- ア:ウイルスを検知、除去する機能を電子メールシステムに導入する。
- イ:サーバへの攻撃を想定した疑似アタック試験を実施し、発見された脆弱性への対策を行う。
- ウ:従業員のセキュリティ意識を高めるため、セキュリティ教育を行う。
- エ:停電に備えて、サーバルーム向けの自家発電装置を導入する。
【答え】
ウ
【問題74(令和5年度 ITパスポート試験 問69)】
配列に格納されているデータを探索するときの、探索アルゴリズムに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:2分探索法は、探索対象となる配列の先頭の要素から順に探索する。
- イ:線形探索法で探索するのに必要な計算量は、探索対象となる配列の要素数に比例する。
- ウ:線形探索法を用いるためには、探索対象となる配列の要素は要素の値で昇順又は降順にソートされている必要がある。
- エ:探索対象となる配列が同一であれば、探索に必要な計算量は探索する値によらず、2分探索法が線形探索法よりも少ない。
【答え】
イ
【問題75(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問78)】
一度に複数の相手に電子メールを送信するときに、電子メールを受け取った相手が自分以外の受信先のメールアドレスを知ることがないようにしたい。このとき、送信したい複数の相手のメールアドレスを記述する場所として適切なものはどれか。
- ア:Bcc
- イ:Cc
- ウ:To
- エ:ToとBccの両方
【答え】
エ
【問題76(令和3年度 ITパスポート試験 問61)】
クレジットカードの会員データを安全に取り扱うことを目的として策定された、クレジットカード情報の保護に関するセキュリティ基準はどれか。
- ア:NFC
- イ:PCI DSS
- ウ:PCI Express
- エ:RFID
【答え】
イ
【問題77(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問79)】
8ビットの2進数データXと00001111について、ビットごとの論理積を取った結果はどれか。ここでデータの左方を上位、右方を下位とする。
- ア:下位4ビットで全て0になり、Xの上位4ビットがそのまま残る。
- イ:下位4ビットが全て1になり、Xの上位4ビットがそのまま残る。
- ウ:上位4ビットが全て0になり、Xの下位4ビットがそのまま残る。
- エ:上位4ビットが全て1になり、Xの下位4ビットがそのまま残る。
【答え】
ウ
【問題78(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問62)】
複数のハードディスクを論理的に一つのものとして取り扱うための方式1~3のうち、構成するハードディスクが1台故障してもデータ復旧が可能なものだけを全て挙げたものはどれか。
1:RAID5
2:ストライピング
3:ミラーリング
- ア:1、2
- イ:1、2、3
- ウ:1、3
- エ:2、3
【答え】
ウ
【問題79(令和6年度 ITパスポート試験 問84)】
IoTエリアネットワークでも利用され、 IoTデバイスからの無線通信をほかのIoTデバイスが中継することを繰り返し、リレー方式で通信することによって、広範囲の通信を実現する技術はどれか。
- ア: GPS
- イ:MIMO
- ウ:キャリアアグリゲーション
- エ:マルチポップ
【答え】
エ
【問題80(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問64)】
関係データベースの主キーに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:各表は、主キーだけで関係付ける。
- イ:主キーの値として、同一のものがあってもよい。
- ウ:主キーの値として、NULLをもつことができない。
- エ:複数の列を組み合わせて主キーにすることはできない。
【答え】
ウ
【問題81(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問63)】
NATの説明として、適切なものはどれか。
- ア:IPアドレスとMACアドレスを対応付ける
- イ:ネットワークへ接続するコンピュータにIPアドレスを自動的に割り当てる。
- ウ:プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互交換する。
- エ:ホスト名からIPアドレスを得る。
【答え】
ウ
【問題82(平成27年度 春期分 ITパスポート試験 問71)】
隣の部屋に他社が引っ越してきた頃から、自社の無線LANの通信速度が低下した。原因を調査して、自社の無線LANの設定を変更することで、元の通信速度に戻った。このときに変更した内容として、適切なものはどれか。ここで、自社のESSIDは、その引っ越してきた他社のものとは異なる文字列である。
- ア:暗号化のキー文字列を変更した。
- イ:暗号化の設定をWEPからWPA2に変更した。
- ウ:ステルス機能を設定した。
- エ:無線チャネルを変更した。
【答え】
エ
【問題83(平成30年度 春期分 ITパスポート試験 問83)】
デバイスドライバの説明として、適切なものはどれか。
- ア:PCに接続されている周辺機器を制御、操作するためのソフトウェア
- イ:PCの電源投入直後に起動され、OSが動作する前に、ハードウェアやキーボードなどに対する基本的な入出力ができるようにするソフトウェア
- ウ:動画を含むページを表示するために、Webブラウザに組み込むソフトウェア
- エ:複数のファイルを一つのファイルにまとめたり、まとめたファイルを元に戻したりするソフトウェア
【答え】
ア
【問題84(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問70)】
暗号方式には共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式がある。共通鍵暗号方式の特徴として、適切なものはどれか。
- ア:暗号化通信する相手が1人のとき、使用する鍵の数は公開鍵暗号方式よりも多い。
- イ:暗号化通信に使用する鍵を、暗号化せずに相手へ送信しても安全である。
- ウ:暗号化や復号に要する処理時間は、公開鍵暗号方式よりも短い。
- エ:鍵ペアを生成し、一方の鍵で暗号化した暗号文は他方の鍵だけで復号できる。
【答え】
ウ
【問題85(令和5年度 ITパスポート試験 問81)】
HDDを廃棄するときに、HDDからの情報漏えい防止策として、適切なものだけを全て挙げたものはどれか。
a:データ消去用ソフトウェアを利用し、ランダムなデータをHDDの全ての領域に複数回書き込む。
b:ドリルやメディアシュレッダーなどを用いてHDDを物理的に破壊する。
c:ファイルを消去した後、HDDの論理フォーマットを行う。
- ア:a, b
- イ:a, b, c
- ウ:a, c
- エ:b, c
【答え】
ア
【問題86(令和3年度 ITパスポート試験 問71)】
移動体通信サービスのインフラを他社から借りて、自社ブランドのスマートフォンやSIMカードによる移動体通信サービスを提供する事業者を何と呼ぶか。
- ア:ISP
- イ:MNP
- ウ:MVNO
- エ:OSS
【答え】
ウ
【問題87(令和4年度 ITパスポート試験 問85)】
情報セキュリティポリシを、基本方針、対策基準、実施手順の三つの文書で構成したとき、これらに関する説明のうち、適切なものはどれか。
- ア:基本方針は、対策基準や実施手順を定めるためのトップマネジメントの意思を示したものである。
- イ:実施手順は、基本方針と対策基準を定めるために実施した作業の手順を記録したものである。
- ウ:対策基準は、ISMSに準拠した情報セキュリティポリシを作成するための文書基準を示したものである。
- エ:対策基準は、情報セキュリティ事故が発生した後の対策を実施手順よりも詳しく記述したものである。
【答え】
ア
【問題88(平成28年度 春期分 ITパスポート試験 問70)】
サブネットマスクの役割として、適切なものはどれか。
- ア:IPアドレスからEthernet上のMACアドレスを割り出す。
- イ:IPアドレスに含まれるネットワークアドレスと、そのネットワークに属する個々のコンピュータのホストアドレスを区分する。
- ウ:インターネットと内部ネットワークを中継するときのグローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスを対応付ける。
- エ:通信相手先のドメイン名とIPアドレスを対応付ける。
【答え】
イ
【問題89(令和元年度 秋期分 ITパスポート試験 問64)】
データベース管理システムにおける排他制御目的として、適切なものはどれか。
- ア:誤ってデータを修正したり、データを故意に改ざんされたりしないようにする。
- イ:データとプログラムを相互に独立させることによって、システムの維持管理を容易にする。
- ウ:データの機密のレベルに応じて、特定の人しかアクセスできないようにする。
- エ:複数のプログラムが同一のデータを同時にアクセスしたときに、データの不整合が生じないようにする。
【答え】
エ
【問題90(平成29年度 秋期分 ITパスポート試験 問88)】
関係データベースにおける外部キーに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:外部キーが持つ特性を、一意性制約という。
- イ:外部キーを設定したフィールドには、重複する値を設定することはできない。
- ウ:一つの表に複数の外部キーを設定することができる。
- エ:複数のフィールドを、まとめて一つの外部キーとして設定することはできない。
【答え】
ウ
【問題91(平成31年度 春期分 ITパスポート試験 問76)】
バイオメトリクス認証に関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:指紋や静脈を使用した認証は、のぞき見行為によって容易に認証情報が漏えいする。
- イ:装置が大型なので、携帯電話やスマートフォンには搭載できない。
- ウ:他人を本人と誤ってしまうリスクがない。
- エ:筆跡やキーストロークなどの本人の行動的待機を利用したものも含まれる。
【答え】
エ
【問題92(令和6年度 ITパスポート試験 問74)】
トランザクション処理に関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:コミットとは、トランザクションが正常に処理されなかったときに、データベースをトランザクション開始前の状態に戻すことである。
- イ:排他制御とは、トランザクションが正常に処理されたときに、データベースの内容を確定させることである。
- ウ:ロールバックとは、複数のトランザクションが同時に同一データを更新しようとしたときに、データの矛盾が起きないようにすることである。
- エ:ログとは、データベースの更新履歴を記録したファイルのことである。
【答え】
エ
【問題93(平成27年度 秋期分 ITパスポート試験 問80)】
ISMSに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:ISMSのマネジメントサイクルは、セキュリティ事故が発生した時点で開始し、セキュリティ事故が収束した時点で終了する。
- イ:ISMSの構築、運用は、組織全体ではなく、必ず部門ごとに行う。
- ウ:ISMSを構築する組織は、保護すべき情報資産を特定し、リスク対策を決める。
- エ:情報セキュリティ方針は、具体的なセキュリティ対策が記述されたものである。
【答え】
ウ
【問題94(令和5年度 ITパスポート試験 問91)】
AIに利用されるニューラルネットワークにおける活性化関数に関する記述として、適切なものはどれか。
- ア:ニューラルネットワークから得られた結果を基に計算し、結果の信頼度を出力する。
- イ:入力層と出力層のニューロンの数を基に計算し、中間層に必要なニューロン数を出力する。
- ウ:ニューロンの接続構成を基に計算し、最適なニューロンの数を出力する。
- エ:一つのニューロンにおいて、入力された値を基に計算し、次のニューロンに渡す値を出力する。
【答え】
エ
【問題95(令和2年度 ITパスポート試験 問83)】
建物や物体などの立体物に、コンピュータグラフィックスを用いた映像などを投影し、様々な視覚効果を出す技術を何と呼ぶか。
- ア:ディジタルサイネージ
- イ:バーチャルリアリティ
- ウ:プロジェクションマッピング
- エ:ポリゴン
【答え】
ウ
【問題96(平成28年度 秋期分 ITパスポート試験 問86)】
全文検索型検索エンジンの検索データベースを作成する際に用いられ、Webページを自動的に巡回・収集するソフトウェアはどれか。
- ア:CGI
- イ:クローラ
- ウ:クロスサイトスクリプティング
- エ:バックドア
【答え】
イ
【問題97(平成26年度 春期分 ITパスポート試験 問78)】
PCのOSに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:1台のPCにインストールして起動することのできるOSは1種類だけである。
- イ:64ビットCPUに対応するPC用OSは開発されていない。
- ウ:OSのバージョンアップに伴い、旧バージョンのOS環境で動作していた全てのアプリケーションソフトは動作しなくなる。
- エ:PCのOSには、ハードディスク以外のCD-ROMやUSBメモリなどの外部記憶装置を利用して起動できるものもある。
【答え】
エ
【問題98(令和4年度 ITパスポート試験 問92)】
IoTエリアネットワークの通信などに利用されるBLEは、Bluetooth4.0で追加された仕様である。BLEに関する記述のうち、適切なものはどれか。
- ア:Wi-Fiのアクセスポイントとも通信ができるようになった。
- イ:一般的なボタン電池で、半年から数年間の連続動作が可能なほどに低消費電力である。
- ウ:従来の規格であるBluetooth3.0以前と互換性がある。
- エ:デバイスとの通信には、赤外線も使用できる。
【答え】
イ
【問題99(平成30年度 秋期分 ITパスポート試験 問71)】
HTTPSで接続されたWebサーバとブラウザ間の暗号化通信に利用されるプロトコルはどれか。
- ア:SEO
- イ:SPEC
- ウ:SQL
- エ:SSL/TLS
【答え】
エ
【問題100(令和5年度 ITパスポート試験 問62)】
情報セキュリティにおける認証要素は3種類に分類できる。認証要素の3種類として、適切なものはどれか。
- ア:個人情報、所持情報、生体情報
- イ:個人情報、所持情報、知識情報
- ウ:個人情報、生体情報、知識情報
- エ:所持情報、生体情報、知識情報
【答え】
エ
模擬試験・模擬問題が解けるサイト5選
最後に、模擬試験・模擬問題が解けるサイトとして以下の5つご紹介します。
すべて無料なので、ITパスポートを受験予定の人はぜひ使ってみてください。
- ITパスポート試験ドットコム
- インプレス
- 実教Web模擬試験システム
- 過去問クイズ
- 大人塾
それぞれのサイトの詳細は以下です。
ITパスポート試験ドットコム
「ITパスポート試験ドットコム」には過去問道場というページが用意されており、ITパスポートの過去問2,500問の中からランダムで100問の問題が出題されます。
これを模擬試験の代わりとして使う人が非常に多いです。
ITパスポートでは過去に出題された問題の類似問題が数多く出題されるので、過去問を模擬試験として活用することは非常に有効です。
例えば、以下は平成25年度と平成21年度の過去問ですが、内容がかなり似ていることがわかります。
【過去問(平成25年度過去問)】
事業部制組織を説明したものはどれか。
- 構成員が、自己の専門とする職能部門と特定の事業を遂行する部門の両立に所属する組織である。
- 購買・生産・販売・財務などの仕事の性質によって、部門を編成した組織である。
- 特定の課題のもとに各部門から専門家を集めて編成し、期間と目標を定めて活動する一時的かつ柔軟な組織である。
- 利益責任と業務遂行に必要な職能を、製品別、顧客別または地域別にもつことによって、自己完結的な経営活動が展開できる組織である。
【解答&解説】
正解は4・・・(答)です。
「利益責任」と「製品別、顧客別、地域別」という2つのキーワードから、選択肢4が事業部制組織を説明したものであると判断できます。
【過去問(平成21年度過去問)】
組織経営のうち、事業部制組織の説明はどれか。
- 社内組織を小集団に分け、全体を構成する一部の機能として相互作用的に活動させる。
- 商品企画、購買、製造、営業といった同じ職能を行う単位で、社内組織を分割する。
- 製品や市場ごとに社内組織を分割し、利益責任単位として権限と目標が与えられる。
- 二つの異なる組織体系に社員が所属することによって、必要に応じて業務に柔軟に対処する。
【解答&解説】
正解は3・・・(答)です。
1はアメーバ組織、2は職能別組織、4はマトリックス組織の説明です。
インプレス
株式会社インプレスはIT、PC、デジタル製品をテーマに、関連する技術情報から利用方法まで幅広く提供する出版&WEBサービス事業を展開している会社です。
そんなインプレスはITパスポートの模擬問題を5問解けるサイトを用意しています。
分野(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系)ごとの模擬試験を受験することも可能です。
ITパスポートの勉強・対策をこれから始める人は、ITパスポートで出題される問題の難易度をチェックする目的として使うと良いでしょう。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
実教Web模擬試験システム
「実教Web模擬試験システム」ではITパスポートだけでなく全商簿記検定や危険物取扱者試験など、様々な資格の模擬試験を受験することが可能です。
出題される問題はITパスポートの過去問なので、先ほどご紹介した「ITパスポート試験ドットコム」と比較して使いやすい方で受験すると良いでしょう。
過去問クイズ
「過去問クイズ」も先ほどご紹介した「実教Web模擬試験システム」と同様にITパスポートのみならず、介護福祉士やFP3級など様々な資格の模擬試験を受験することができるサイトです。
その名の通り、模擬試験で出題される問題はすべて過去問です。
問題を解いていると、たまに広告がポップアップで表示されるというデメリットがあるのでご注意ください。
大人塾
最後にご紹介するのは「大人塾」というサイトです。
ITパスポートで出題される数学問題の模擬試験を受験できるのが最大の特徴です。
ITパスポートでは数学に関する問題や計算問題も出題されるので、数学や計算に苦手意識がある人は使ってみると良いでしょう。
※「ITパスポートの計算問題とは?捨てるのは?公式一覧!何問?割合は?」もぜひ合わせてご覧ください。
ちなみにですが、「大人塾」はITパスポートだけでなくSPIの模擬試験も受験可能です。
SPIの模擬試験の詳細は「SPIの模擬試験(模試)を受けられるWEBサイト7選!全部無料!特徴もご紹介」で解説しているので、気になる人はぜひ参考にしてください。
🔽 本にも載ってない極秘情報 🔽
今回はITパスポートの模擬試験を取り上げました。
繰り返しにはなりますが、ITパスポートに短期間で合格するには過去問演習が必須です。
ITパスポートを受験予定の人は模擬試験を受けて過去問をたくさん解きましょう。